先日エルクのSNSにて紹介した、イノヴェイトの新作シューズ。
イノヴェイトのこの春の新作で、何より大きなトピックになるのは
新素材"グラフェン"を採用したモデルが数多くラインナップしたことでしょう。
“夢の素材”
として今後幅広い分野での活躍が期待される
グラフェン(GRAPHENE)2010年にノーベル物理学賞を受賞したこの素材は
鉄の200倍の強度がありながら
曲げ伸ばし・折り畳みが可能かつ
原子一層分の薄さと軽量性をもつ
イノヴェイト 公式HPより引用
昨年に一部専門店のみ、そしてごく少数のモデルのみに採用されていました。
そのモデルもこの春からは、定番モデルにも搭載されました。
去年の限定モデルは少しとんがったデザインで手が出しにくかったところも否めず。やっとこれからグラフェンソール(以下G-GRIP)の本格始動といえそうです。
エルクが今回セレクトしたのは主に3つのモデルです。
『ROCLITE 290 V2』『ROCLITE 345 GTX』『TRAILTALON 290』
G-GRIP搭載モデルはロックライト290V2とロックライト345GTXです。
inov-8 ROCLITE 290 V2
どんなトレイルにも気にせず突っ込めるオールラウンドな一足。
定番モデルであるロックライトシリーズは、岩場やガレ場に強くアルプスでのトレイルランニングやファストハイクにうってつけです。
そんなロックライトに、鉄の200倍の強度を持ちながら曲げ伸ばしが可能な素材「グラフェン」を搭載。
岩場に強いアウトソールで代表的なのは、「ビブラム メガグリップ」でしょうか。こちらは濡れた岩場でも滑りにくくグリップ力は最高なんですが、弱点は耐久性。
軽量で岩場に強く、耐久性も優れているG-GRIP採用モデルを使用すれば、一年に一回シューズを買い替えるようなハードユーザーにも長く使用していただけるのではないでしょうか。
例えるならば不整地をロードバイクからマウンテンバイクに乗り換えるほどの安心感。しかも重量はロードバイクと変わらないという。
踵についている矢のような線(アローシステム)でドロップ値(前足部と踵部の高低差)が分かるようになっています。
ゼロドロップ(高低差が無い)でフォアフットランニング(つま先着地)やベアフットランニング(素足(感覚))が流行っていますね。より裸足で歩いてた人間の自然な歩行(走行)に近づけ、怪我を防ぐという考え方です。
ロックライト290V2は、ドロップ値4mmなので1本線。いきなりゼロドロップに挑戦するよりは、自然に素足感覚の歩き方(走り方)に移行できますね。
inov-8 ROCLITE 345 GTX
そしてこちらはトレッキングモデルのロックライト345GTX。
先ほど紹介したロックライトのミドルカットタイプ。
どんなシーンにも使いやすい防風・防水・透湿性のあるGORE-TEX搭載シューズです。
よりトレッキングで楽に履き続けられるように、幅も広めの設定にしています。
こういった軽量トレッキングシューズはソールの張替えができない為、あまり使用年数は長くありません。すでに言わずもがな、そこでG-GRIPの優位性がでてきます。
ロックライト345はドロップ値は8mmなので2本線(6〜8mm)。一般的なトレッキングシューズよりも少しフラットにちかいです。
今まで重厚な登山靴しかはいてこなかった方にとっては、前足重心でグングン進む感覚を覚えれば、歩くのがとても楽しく感じるようになるでしょう
ちなみにゼロドロップ(ドロップ値0mm)シューズで代表的な『ALTRA アルトラ』も、エルクにこの春入荷予定です。
個人的にはトレッキングモデルのロックライト345GTXを試してみたいですね~。
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