【SEA TO SUMMIT】寒いテント泊やキャンプにプラス一枚で温もりをプラス

今やもう10月の下旬、今年もすでに残り二ヶ月とちょっと。早すぎません?(笑)

本当に最近はあっという間に一日が過ぎ去ります。季節が移ろい高い山では雪が舞いすでに初冬のコンディションに近づいてきました。

この時期は「アイゼンが必要か?」「このウェアでは寒いですか?」など、多くのご質問をいただきます。

確かに秋から冬への季節の境でウェアのレイヤリングや装備は難しいですよね。今日はテント泊での防寒対策にぴったりのアイテムをご紹介します。


SEA TO SUMMIT サーモライトリアクター

こちらはシュラフの中に入れるライナーとよばれるアイテムです。これを重ねるだけでメーカー曰くスリーピングバッグの保温性を最大8度向上させるというアイテム。

これからの時季は寒くて夏用シュラフでは耐えれないですよね。かといって本格的な冬期登山はしないという方は、高価な冬用シュラフには手が出づらいもの…。そんな時にこれなんです!

最軽量の80g/㎡サーモライトという素材を使用。サーモライトは中空繊維で、軽量でありながら優れた保温性と通気性を発揮します。この素材の肌触りがとてもなめらか。本来のライナーとしての役割である、快適性の向上にも一役かいます。

そしてライナーを入れることでシュラフの清潔さを保つ事ができます。いくら寒くても寝るときは汗をかくもの。シュラフは洗うのは大変です、ライナーは洗濯が自宅でも容易にできるため常に気持ちのよい睡眠が可能ですね。

夏は単体でも使うことが可能です。

重量は248gです。サイズも手のひらサイズでコンパクトです。

また組み合わせでオールシーズンいろいろな気温化に対応できます。実際スタッフ綾井の場合持っているシュラフはISUKAエア450X(ダウン量450g)とmont-bellダウンハガー800#5(ダウン量不明、200gくらいかな?)。

この秋から初冬にかけてはナンガのシュラフ単体か、サーモリアクターを重ねる。厳冬期はシュラフ二枚重ねか、シュラフ二枚&ライナーの三枚重ねです(ここまで重ねる人あんまりいないと思います(^_^;))。本当は冬用シュラフ欲しいんですよ(笑)。

春から初夏にかけてはモンベルのシュラフにライナーをプラスするのも多いですね。

さてこのシートゥサミットのサーモライトリアクター、他にも種類がございます。

サーモライトリアクター コンパクトプラス

こちらは最大11度向上させるライナーです。サーモライトリアクターより保温性が高く、重量は少しだけ増えた263g。

その分サイズがコンパクトなので身長180cm以下の軽量化優先のユーザーに最適です。海外サイズとしてはコンパクトですが、日本人にとっては大きな方ではない限りちょうど良いサイズかも。

サーモライトリアクターを長年使っていますが、次買うならこっちかな~と思う身長173cmのスタッフ綾井です。

サーモライトリアクター エクストリーム

サーモリアクターシリーズ最強の保温力を誇るエクストリーム。110g/㎡サーモライトファブリックを使用し、最大15度も保温力を向上させます。この保温力なら、ダウン量が400~600g代の4シーズンシュラフと組み合わせても、冬もぬくぬく過ごせそうです!

上写真:左エクストリーム、中央コンパクトプラス、右サーモライトリアクター

ただ重量は約400gと通常版より増え、嵩張りも増えます。冬山登山で寒がりな方やシュラフが心もとない場合、冬キャンプをされる方にはぴったりですね。

肌触りも良くて保温力を上げるサーモリアクターシリーズ、冬山登山や冬キャンプで寒くて寝れない思いをした方は試してみる価値ありです!

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