いや~間もなく南アルプスも開山ですね!
先週届いた「南アルプス登山バス時刻表」が店舗に届いたときは、いよいよ夏山シーズンがやって来たなと、ワクワクしているスタッフ綾井です。
ちなみに北岳登山の登山口、広河原へのバス運行開始は6月24日です。
綾井は例年開山初日に都合をつけて北岳へ登っているので、今年も他のスタッフになんとか店舗のほうを任せて、僕は登りに行きたいと思ってます(笑)
・アパレルのオンラインストアはこちらに変更になりました
さて本ブログでは、夏山シーズンに最も需要の高まる「テクニカルカットソー」、もっと分かりやすく言えば「速乾Tシャツ」のおすすめを紹介したいと思います。
夏といっても標高が高く涼しいアルプスを縦走する場合は、ただただ乾きが早く通気性がいいものがベストとは限りません。
今回は実際に使っていて調子がいいウェアを中心に紹介しますので、夏山のTシャツをお探しの方は是非ご覧いただきたいです!
ARC'TERYX コーマックフーディ
軽く通気性が良く、紫外線もしっかりカットしたいという方にぴったりの「コーマック フーディ」から紹介させていただきます。
アークテリクスのコーマックシリーズというのは、一見すれば霜降りの入ったTシャツで、スポーティ過ぎない見た目から、最高のパフォーマンスを発揮するテクニカル素材でできたTシャツシリーズです。
アークテリクス最軽量の素材のひとつである"オストリア"ポリエステルは、肌ざわりがよく、通気性に富んでいるので、大汗をかいた後でも気が付けば乾いている優れモノ。
今季もロゴ入りの「コーマック ロゴ シャツ」などが入荷しておりますが、今回紹介したいのは新作フーディの「コーマック フーディ」です。
こちらは昨年まで発売されていた「レミジ フーディ」の後継モデルとして、新たにコーマックシリーズとしてリリースされたウェアになります。
レミージフーディもずっと愛用していて、残雪期の太陽の照り返しが激しいときには必ず着用して、肌へのダメージを防いでいました。
通気性の高いUVカットフーディというのは、サーフィンやフィッシングなどウォーターアクティビティの印象も強いですが、山でもめちゃくちゃ使えるんですよね~。
コーマックフーディは前モデルよりも軽く、通気性の高い素材であるオストリアポリエステルとなっているので、真夏のハイシーズンでも暑くなりすぎず、更に使用頻度が高くなりそうです。
暑いハイクアップ時はコーマックTシャツを一枚で、稜線に上がってからコーマックフーディを重ねて紫外線をブロックという使い方もいいかもしれませんね。
フードのつくりもさすがはアークテリクス、頭が大きい僕でも窮屈感なくしっかりとフィット。
ヘルメット対応となるつばが付いており、槍ヶ岳や剱岳などヘルメット着用の推奨場所でも、持っていって間違いないですよね。
ウィメンズモデルである「ティーマ フーディ」も、エルクでは入荷しているので、女性の方はぜひこちらをチェックしてみてください!
UV対策に無頓着な男子諸君も、要チェックですよ!
patagonia キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ
UV対策だろうが、酷暑の日本の夏山を涼しく登りたい!という方には、パタゴニア最軽量クラスのテクニカル・トップ「キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ」がおすすめです。
夏のベースレイヤーシリーズの「キャプリーン・クール」シリーズは、トレイルやらデイリーやらメリノやら、何を選べばいいか分かりまへん状態の方も多いでしょう。
ライトウェイトはメンズサイズでたった74 gと、キャプリーンシリーズの中でもっとも軽いモデルで、着ていても重さを全く感じないレベル。
ただただ軽いという訳ではなく、高い汗処理性能も発揮しますよ。
目を凝らしてみれば、ライトウェイトの肌面はグリッド状に凹凸があり、素早く汗を吸い上げ拡散してくれます。
また汗をかいても肌にあたる面積が少ないため、サラッとした着心地が続くという訳です。
フィット感はスリムフィットでスポーツ感も強い一着ですね。
パタゴニアのコットンTシャツは一転大きいサイズ感なので、同じ感覚で買うと痛い目見るかもです。
身体のラインが気になる方はワンサイズ上げてもいいと思いますよ!
ちなみにキャプリーンシリーズの中でもっとも人気の高いのは「キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・シャツ」です。
グラフィック入りという点もありますが、こちらも肌触りが冷涼で気持ちのいい素材。
ライトウェイトのグラフィック入りなんて作ってくれたら、売れると思うんだけどな~。
HOUDINI カバーティー
ソフトシェル素材で作られたTシャツ、速乾性や通気性だけでは語れない魅力の詰まった「カバーティー」を最後に紹介いたします。
リサイクルポリエステルを非常に緻密に織って作られたWish Woven™生地、こちらで作られたとてもシンプルなカタチのTシャツです。
ソフトシェルだからと言って、汗処理機能が劣ったり暑くなりやすいわけではなく、軽くサラりとした素材なので、汗をかいても涼しい風に当たれば気が付けば乾いています。
もちろん先に挙げた超高機能Tシャツと比べれば、少し劣ることは否めませんが、、
それでもカバーティーだから絶妙にいい場面もありますよ。
暑くなりすぎず、寒くなりすぎないようにレイヤリングをする必要がある登山シーンでは、セカンドレイヤーとしてカバーTをTシャツの上に着るのもおすすめ。
この使い方もアルプスの稜線歩きで調子がよさそうです。
長袖のクルーもですが、カバーティーはレギュラーフィットなんでレイヤリングもしやすいのが特徴です。
そしてUPF50+の紫外線保護指数と、最高クラスのUVカット機能も。
UVケアを意識される方は、長袖タイプをセレクトするのがいいと思います。
トレッキング、ランニング、そしてカヤックやビーチなど水辺での遊びなど、マルチに使えるカットソーとも言えますね。
フーディにはテクニカルウェアながら少しユルいデザインというのも個人的には好きなポイント。
今季はカバークルーという長袖タイプを購入したので、山でも街でもハードユースしたいと思います!
以上この夏の登山でお勧めのテクニカルカットソーを三点紹介いたしました!
ただポリエステルのTシャツを選べばいいというだけでなく、それぞれに個性があって機能があって
自分にあったカットソーを選ぶことで、より快適に登山を楽しむことができます。
梅雨に入りましたが、梅雨が明ければ夏山シーズンインという事で
今は新しいカットソーを買って、気分をあげていきましょう!
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