日本のアウトドアマンからすれば、北海道という場所は憧れの場所だと思うんです。
果て無く続く広大な大地、過酷な自然環境、北海道独自の動植物分布など、本州のアウトドアフィールドとは全く違い、やはりアウトドア好きなら一度ならずとも何度も訪れたい場所であることに間違いありません。
過酷な環境下であることから、自然の中で生き抜くための術や道具が出てくることはとても自然で、北米や北欧なんかととても似ている気がします。
そこから更にブランドとして認知され支持を集めるアウトドアブランドが、最近は北海道からよく出てくるようになったと思います。
MOOSE ROOM WORKS(以下ムース)は、2018年に北海道で生まれたキャンプギアのガレージブランドです。
自然に囲まれ、自然の中で、自然を使って遊びを覚えた幼少期をもつムースのブランド代表が、子供の頃のワクワクする気持ちを忘れずに(ここ大事ですよね~)こだわりのギアを作り続けています。
エルクではあるアウトドアフェスでムースさんと知り合い、本州で商品展開をした初めてのお店になります。
ムースはどちらかといえばファミリーキャンプというよりは、ソロキャンプギアに重きを置いていて、エルクのお客様にもフィットしているブランドなんですよね。
そんなムースのポップアップストアを、今週末19日から21日の3日間に渡って開催いたします!
2022年の新作アイテムをはじめ、普段お目にかかれないアイテムも並ぶ3日間となりますので、そのイベントの内容をこちらで詳しく紹介させていただきます!
紹介にあたってはムースブランドを構成する4つのテーマに絞り、各商品とポップアップイベントでの販売方法などを記しますので、どうぞ最後までご覧くださいませ。
火を楽しむ FIRE STAND ~灯篭~
キャンプギアのなかで今や主役となりつつある、焚火台は、各ブランドの個性がでるキャンプギアといえるでしょう。
ムースの焚火台「FIRE STAND ~灯篭~」は、まさにムースらしさ光る焚火台となっています。
FIRE STAND ~灯篭~は5角形の本体に、サイドパネルにも5角形模様の切り抜きが施されたアイアン製の焚火台です。
上の写真はラージサイズとなり、通常サイズとminiサイズ合わせて3種類の大きさの展開となります。
他の焚火台ではあまり見られないこの灯篭のデザインは、北海道開拓のシンボルである五綾星をモチーフに作られました。
札幌から発信するアウトドアブランドを開拓するという意味を込めて、星の頂点を全て結んだ五角形をこの灯篭のデザインに込めたという事なんですね。
切り抜きから映る焚火の美しさもこの焚火台の魅力の一つではありますが、サイズが3種類あることで「灯篭に灯篭を載せる」という、新たな発想が生まれたというところも要チェックです。
現在発売されているFIRE STAND ~灯篭~をお持ちであれば、Largeサイズの五徳に載せる事で2段重ねという使用方法が可能です。
何のため?と思う方も多いと思います。上段の灯篭で「木炭」下段の灯篭では「薪」を使って上段下段で焚き火を楽しむ。炭を上に配置する事で輻射熱が体に近くなり暖かさを感じ、下は薪をいじって炎を楽しむ。
この灯篭重ね技によって、そんな贅沢な焚火を楽しむことができるんです。
キャンプでは焚き火を楽しむのが、やっぱり僕も含めてとても大事にしている時間です。
その時間を灯篭2台使いによって、炭と薪を使い分けてあらゆるシーンに対応できるなんて最高じゃないですか。
ムースの焚火台を持っていくときは、僕は必ず焼き鳥を買っていくことにしてます(笑)
ポップアップストアでは灯篭の3サイズの販売と、更に実際にスタッフが使っている使用サンプルもお見せする予定です。
かなり使い込んでからだからこそわかる耐久性や、使い勝手なんかもお伝えできればと思います!
独りを楽しむ
polyester & cotton tarp『KURO』
とても単純な考えで「重たいテントを持っていくのが面倒」だから。布自体も出来るだけ軽いものを選び、そして撥水性があるものを選択し、タープ泊とテント泊の両方選択出来る物が欲しいという発想から生まれたのが『KURO』
焚火の近くでも安心感があるポリコットン生地、3.3×3.3mという絶妙なサイズ設定など、シンプルながら今のソロキャンプシーンで求められる要素をしっかりと詰め込んだのがこの「KURO」というタープになります。
正面にはファスナーが取り付けられているので、フルクローズにすることができるも大きな特徴ですよね。
1枚の布、そしてタープポールと細引きを使って設営をするのですが、その自由度の高さや設営の過程、設営後の幕の美しさ、そのすべてが愛おしい僕のお気に入りのタープ。
ブラックカラーとポリコットンの質感が本当にかっこいいです。
中にコットを置いて、KUROの前でお気に入りのギアを並べるのがよくやるスタイルです。
大げさな荷物を持っていかないソロキャンプや、ツーリングキャンプには最高の幕だと思いませんか??
このサイズ感が独りを楽しむのに一番しっくりくるんだよな~。
ポップアップストではKUROの展示はもちろんのこと、Light Weight tarp & Tent「KAKUREGA」の展示もさせていただきます。
こちらもタープ泊、テント泊どちらのスタイルにも対応した幕で、やはり重量も抑えられている点が特徴ですね。
ムースのこの2つの幕を展示販売をするなんて、日本全国でなかなか無いんではないでしょうか。
これからのソロキャンプの相棒として、ぜひGETしていただきたい製品になります!
空間を楽しむ
Stag & Folding Table「patan」
ムースのブランド代表はブログやツイッターを拝見していると、だんだんとお座敷スタイルのキャンプに移行しているみたいです。
この「Patan」もムースさんが実際に使用したいギアを具現化したようなローテーブルで、こちらは2022年の新作ギアとしてリリースされたばかりの製品です。
パタンと開いて【4秒設置】
パタンと閉じて【2秒で片付け】
まさに「patan」
シンプルなんだけど必要十分なサイズ感と高さ設定で、デザイン性も使いたくなるかっこよさがあります!
Patanは重ねて使うことができるので、お座敷スタイルだけでなく重ねてチェアの高さに合わせて使用することも可能です。
汎用性ありすぎでしょ~。
ムースさんの公式サイトにて発売されたばかりなんですが、即完売という事で次回の再販は4月下旬ころを予定しているらしいです。
しかしポップアップにて何とか用意していただき、2台のみにはなりますがこのポップアップイベント用に確保致しました!
先着順になると初日のお客様の並び順などこちらで管理ができなくなりますので、今回は条件を設けた抽選販売とさせていただきます。
抽選参加条件
ポップアップイベント期間中にmoose製品を3,000円(税込)以上お買い上げ、もしくはご注文いただいたお客様
抽選に参加希望のお客様はお買い上げの際にスタッフまで、patan抽選購入希望の旨をお伝えくださいませ。
ご連絡先などを書いていただきましたら、21日の20時に抽選結果を当選者様にのみメールにてご連絡いたします。
(2台だけなんでおひとり様一台の二名様までになります)
抽選となるので無理なく来れるときにお越しいただければと思います!
食を楽しむ square iron ms
ムースさんの処女作というのが「Frying iron(フライアン)」という、取っ手を自分で取り付けるタイプの鉄板です。
このシリーズも長く売れ続けている、選んで間違いない鉄板なんですが、「square iron ms」は取っ手付きだけど発想が少し面白い鉄板なんです。
こちらの鉄板は焼き面をメスティンと同サイズにすることで、中にスタッキングするのではなくメスティンの外に重ねて持っていくという逆転の発想。
さすがに中に入る大きさだと焼き面が小さくなりすぎるんですよね~。
これだとメスティンを蓋として使えて、蒸し料理、餃子なども調理が簡単にできます
ほんとサイズ感がソロにちょうどいいんでこの鉄板は良く使ってるな~と、紹介しながらしみじみ思っています(笑)
さてこの鉄板以外にも調理器具で皆さんが気になる新作について触れなければなりません。
昨年の8月、ムースさんのインスタグラムに「戦闘飯盒」なるものの、考察や現状を綴った長文投稿されたときは、業界人や事情通がざわついたのは言うまでもなく、、
苦労する金型探し、工場のロックダウンなど紆余曲折を経て戦闘飯盒の製作に取り掛かる様子を日々投稿していく中で、それが逆に皆さんの期待値を大きく上げることになったのではないでしょうか。
そしてこの度実際に陸上自衛隊で使われていた「戦闘飯盒2型」を、完全復刻させ発売に至ったのがムースの「戦闘飯盒2型」です。
ムースさんはレプリカではなく正規の金型、当時のカタチの復刻を最もこだわり貫きました。
当時製造していた時に使われていた金型(本体、中子、上蓋、耳がね)、治具(吊り手)を使用、素材(アルミニウム、真鍮、硬鋼線)、そして自衛隊同仕様の塗料を使用し、当時の工場にて製作するという、完全復刻の戦闘飯盒2型で、官給品として卸すことが可能な製品に仕上げています。
ここまでこだわったからこそ、キャンプファンやムースさんのファンだけでなく、ミリタリーファンなどのコアなファンの中で話題を集め注目されることとなったのではないでしょうか。
Patanに続きこの戦闘飯盒に関しても、まずはムースさんの公式オンラインストアにて予約開始となりすぐに完売、、
次回の再販についてもあくまで予定として4月末予定となっているのですが、やってしまいましたフライング告知👇
【moose POPUP開催🌿】
— エルク (@elkonline) March 9, 2022
3/19~3/21の三連休にムースさんのPOPUPを開催いたします!
新作から普段エルクには置いていないものまで、ほとんどの商品が並ぶ予定です😆
この機会にぜひお立ち寄りくださいませ! pic.twitter.com/P5TBVsIakS
ムースさんとしては海外で制作の為、全ての製品が入ってきて検品をしてから販売店に発送し、そこで販売店の公表を行う流れだったようです。
これはもしかしたら不良等があった時、販売店へ万が一卸す事が出来ない事が有り得るからとのこと。
これに関してはエルクの確認不足で、他の販売店様も含めご迷惑をおかけするカタチとなってしまいました、、
フライング発表しちゃったということもあり、ポップアップ期間中はサンプルだけでもとお願いしましたが、なかなか厳しいとのこと。
こちらはギリギリまで粘りますが、本イベントには間に合わないかもしれません!
さらにムースさん繋がりで、同じく北海道でオリジナルのアウトドアグッズを作っているブランド「monoso」さんの薪バッグ、そしてキャップの展示受注も同時開催です!
注文していただいたこれらのグッズに、特別にエルクのロゴ刺繍も付けることができますよ~。
エルク×モノソーのダブルネームアイテムは、ムースポップアップイベント限定受注で、今回限りとなります!
漫画「ふたりソロキャンプ」で注目されたモノソーさんですが、エルクにはゆるキャン△グッズも取り揃えているので、どちらの漫画も好きな方は確実に楽しめると思いますよ(笑)
今週末から始まる「MOOSE ROOM WORKS POPUP STORE」、キャンプ好きなら来たくなったのではないでしょうか!
ムースさんはキャンプでの”衣食住”それぞれにあったギアを制作し、どれも他のブランドとは一線を画すアイデアが詰め込まれたこだわりのものばかり。
紹介した製品以外でも、ポップアップストアではムース製品のラインナップをご覧いただくことができます。
冒頭でも触れたように、北海道ブランドが増えてきていて、個人的には今北海道がアツいんですよね。
北海道物産展ならぬ、北海道アウトドア物産展なんかエルクで企画しても面白いかも?なんて考えちゃったりしています。
とにもかくにもまずは「MOOSE ROOM WORKS POPUP STORE」に足を運んでいただければ嬉しいです!
0コメント