エルクスタッフは年中アウトドアフィールドで遊んでいる者ばかりなんですが、今週は特に活発でした。
中込店長は北アルプスの爺ヶ岳へ雪稜登山トレーニング、スタッフまるちゃんはアイスクライミング、そしてこのブログの筆者であるスタッフ綾井は山スキーに行ったかと思えば、スタッフよっしーと一緒に冬キャンプ、、
それでもまだまだ行きたいところがありすぎて、遊び足りないというのが本音です(笑)
その先日行った冬キャンプが寒くて寒くて仕方なかったけど、今週末は春らしい陽気になってきましたね。
これから山もキャンプも活発に行ける季節になって来るので、それに合わせて新製品も続々入荷していますよ~。
という訳で今週の新作や反響の大きかった商品や、この時期にお勧めしたいスタッフの推しギア紹介、はたまたアウトドア業界にまつわる裏話まで…
SNSやメーカー公式の紹介文とは一線を画す、ゆる~い切り口でエルクスタッフ綾井が語っていく「エルク速報」のvol.16にお付き合いください!
ARC'TERYX / Beta Jacket
アークテリクスの新作シェル「ベータジャケット」
今シーズンのアークテリクスの中でも、最も大きなトピックスの一つではないでしょうか。
初めて名前を聞いたときは「ベータのSLじゃなくて、ベータジャケット!?」と驚きましたが
同じ感想を持つ人はアークテリクスファンの方に違いありませんね。
街着にも人気だったゼータSLジャケットの後継ということですが、ベータジャケットはそれよりもあらゆる山岳アクティビティに対応する汎用性が魅力です。
細かいところはまた解説ブログを執筆中なので、ここでは省略させてください。
アークテリクスの中では安価なシェルとはいえ、正直言ってなかなか手が出る値段ではないですよね。
ちなみにベータジャケットは税込みで¥49,500と、同等クラスのレインウェアに比べ高額となっています。
そこにはエルメスのバッグのように、デザインや素材に一切妥協しないモノづくりを徹底していて、さらに最先端の技術を惜しみなく採用するという理由もちゃんとあります。
繰り返しになりますが、詳細はまたブログのほうで!
店頭に来ていただければアークテリクスのシェルジャケットのすばらしさを、延々と語り続けますので、気になる方はお声がけくださいね(笑)
SIWA 紙和
和紙の産地、山梨県市川大門の和紙メーカー大直(おおなお)様とご縁がありまして、新たに取り扱いを開始した「SIWA 紙和」。
こにSIWAというのは大直が和紙漉きの製法で作った新しい紙「ナオロン」を使用して、バッグやコインケースなどの身近な小物をラインナップしています。
この「ナオロン」という紙素材がけっこうすごくて、耐久性があり、水に濡れても破れない特徴を持っています。
それでも紙特有のしなやかさと軽さを併せ持っているので、
和紙特有の「シワ」感がよく、そしてシンプルながら洗練されたデザインという事もあって、おしゃれ雑貨屋さんにおいてそうな雰囲気ですよね。
エルクには今までなかった小物たちなのでとても新鮮です(笑)
エルクではサコッシュや、コインケースなどをセレクトしています。
耐久性も高いので、ハイキングの時に使ってみるのもありですよね。
お越しの際はぜひ触っていただき、品質の高さをご確認くださいませ!
NEMO / リフ30
高品質なテントやタープ、スリーピングパッドが人気のアメリカのアウトドアブランド「NEMO ニーモ」は、登山の方のみならずキャンプシーンでも使用される方をよく見るようになりました。
個人的にはニーモ製品の中で特徴的だな~と思うのがシュラフ(寝袋)で、ニーモ独自のデザインや機能がふんだんに盛り込まれています。
今までの軽量化を追い求めた窮屈なマミー型シュラフとは違い、ヒジとヒザ周辺にゆとりをもたせることで、自然な姿勢を妨げることなくリラックスできる睡眠へと導くスプーンシェイプがニーモのシュラフの特徴ですね。
リフ30はその中でも「ウルトラライトスプーン」という、携行性を重視しながら寝心地の良さを追求したデザインを採用しています。
軽量化をしたい登山やバックパッキングのシーンでは、対応温度域と重量ばかりを確認しがちですが、その寝心地が睡眠による回復具合に影響をすることは忘れがち。
あとはアジャスタブルサーモギルという、ボディに配された二つのジッパーもニーモのシュラフの大きな特徴の一つ。
暑くなりすぎた時に、メインジッパーの開閉によって冷たい空気を取り込んだりしますが、結局開けると寒い、閉めると暑いって経験ありません?
アジャスタブルサーモギルを開閉することによって、急激な温度変化を防ぎ、緩やかにバッグ内の熱気を放出して温度を調節できます。
リフ30のスペックは、重量が825gで下限温度 -2℃(T-Limit)。
軽量な他社製品に比べ重量面では劣りますが、大事な睡眠の質という点では機能がてんこ盛り。
また800FP(フィルパワー)の撥水加工済ダウンを 280g封入しています。
それで値段は¥33,000(税込)ですので、値段面では他社製品より少しお安く設定されています。
Coleman / ルミエールランタン
大人気ガスランタン「ルミエールランタン」が、久しぶりに再入荷となりました!
このランタンの人気に火が付いたのは、やっぱりゆるキャン△の影響が大きいですよね~。
そのおかげで昨年はエルクでもほとんど入荷することが無く、ご迷惑をおかけしました。
ルミエールランタンはそこまで明るいランタンではないですが、ろうそくのようにきれいに燃焼する様はいつ見てもうっとりしますね。
ゆるキャン△で登場する前からその美しさ、完成度の高さから人気はありました。
今年は供給が回復しそうですが、狙っていた方はお早めに検討されることをお勧めします!
なぜなら…ゆるキャン△の映画が初夏に放映予定です!
中身は僕たちも全く分かっていませんが、またゆるキャン△映画に出たギアが人気出るのではないでしょうか!?
買い占めからの高額転売だけは勘弁してほしいものです!
4W1H / マルチパスタパン
先日もご案内した4W1Hの新作やホットサンドソロのリニューアルに続き、またまたアイデアが光る申請が登場です。
パスタ鍋はたっぷりの湯が入る、ずんどう形が一般的です。そこで少量の湯でも茹でられて、更に湯を切る+炒めるを、ひとつの鍋でできないか?
そんな発想から生まれたのがこちらの「マルチパスタパン」です。
「最少の湯で茹でるには?」を考えたのがこの形。パスタの投入方向をタテからヨコへ転換し、寝かせて茹でれば深さは不要。
水量も少なく済むので、すばやく湯を沸かせます。
水切りも湯切れ抜群の波形スリットで、ザルいらず!
お湯を捨てた後にそのままパスタをソースに絡めて炒める事ができるので、準備するものも洗い物もホントらくちん。
キャンプでもいいんですけど、独身男性の僕にとってはこのパスタパンは家で使うのに魅力的すぎます!
4W1Hはほんとにアイデアが詰まったアイテムばかりで、個人的にはコンパクトフライヤーもお気に入り。
キャンプでも少量の油で揚げものを作ることができて、油はキッチンペーパーにしみこませて焚火に投入。
いつもこのパターンばかりです(笑)
リニューアルしたホットサンドソロもわずかに店頭在庫が残っていますので、合わせて4W1H製品にご注目を!
RIVERS / ウォールマグジェイド
先日紹介した「ウルトラハイカーマグM」に続いて、勢い止まらないリバーズはまたまた新作をリリースしてきました!
ウォールマグジェイドは「世界一の飲みごこち」を目指して開発された、真空ステンレスタンブラーです。
ウルトラハイカーマグとは違い軽量モデルではないのですが、お家での使用やオートキャンプに持っていきたくなるような、「飲み心地」にこだわったというタンブラー。
実はリバーズでは初の魔法瓶型タンブラーなんですよね。
しっかりと保温保冷ができるぶん、やはりプラスチック製タンブラーに比べずっしりとした重量感はあります。
それでもボディのくぼみのおかげや、表面のざらつきのグリップが良く、重くは感じにくいデザインになっています。
最もこだわったポイントは大きな飲み口。
細い飲み口だと熱さを感じやすかったのが、大きな飲み口にすると普通のフタ無しのマグで飲んでいるかのように、自然と飲めるのです。
猫舌の僕にとってはありがたい配慮です。
ウォールマグジェイドはフタを外して、コップのように使える2WAY仕様。
季節を問わず、飲み物も問わずだれでも使える汎用性の高さもいいですね!
今週もエルク速報を最後までご覧いただきましてありがとうございました!
今回紹介したSIWAのように、地元山梨ブランドの製品なんかも増やしていきたいと考えています。
地元の方も県外からお越しの方も、楽しめるものをセレクトしていきますので、引き続きエルク速報もチェックをお願いします!
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