【エルク速報vol.15】今週の新商品入荷と、反響あった商品まとめ【2/14-2/20】

2月に入って立て続けに南岸低気圧が通過した影響で、山梨県の山々は低いところでもすっかり雪に覆われてきましたね。

この影響で通年営業のキャンプ場も休みを余儀なくされたりして、山に登る人だけではなくキャンプをする人にも影響が出てきましたね。

雪中キャンプはそれはそれで楽しいものでありますし、寒くて雪があるときだからこそ活躍するギアを使うのも冬キャンプの楽しみの一つです。

当店でも来季に向けて冬キャンプギアの仕込みをしている真っただ中。

来期は冬キャンプギアが充実してきますので、ぜひお楽しみにしておいてください!


さ~て今週の新作や反響の大きかった商品や、この時期にお勧めしたいスタッフの推しギア紹介、はたまたアウトドア業界にまつわる裏話まで…

SNSやメーカー公式の紹介文とは一線を画す、ゆる~い切り口でエルクスタッフ綾井が語っていく「エルク速報」のvol.15にお付き合いください!


NORTENT / Gamme(ギャム)4

いきなり冬の仕込みという話に繋がってくる、薪ストーブをインストールできるテントが本日まで(突然でしたので事前告知できずすいません、、)エルクで展示しておりました。

こちらのノルテントは2019年にノルウェーで創業した、新進気鋭のテントブランドです。

ノルウェーという日本に比べ過酷な冬となる環境で作られたテントなだけあって、悪天候や大雪に耐える耐久性がありながら、重量は抑えられたハイクオリティーなテントをラインナップしています。

実はノルテントの取り扱いを今年の9月から開始するにあたって、メーカーさんのご厚意でサンプルをお借りすることができました。

お借りしたのがこちらのGamme(ギャム)4というモデルです。

あれやこれや言う前に言わせてください、シンプルにかっこいい(笑)

こちらはノルウェーのサーミ人の伝統的な住居Gammeから着想を得た自立式ドームテント。

サーミの人たちというのは、スウェーデン、ノルウェイ、フィンランド、ロシア(主にコラ半島)という、北ヨーロッパの4か国にまたがって移動しながら過ごす、トナカイ遊牧民の人々の事をさします。


このサーミの人たちにインスピレーションを受けたということを聞いて、ピンときたブランドがもう一つあります。

それはvol.9でも紹介したことがある「DALUM(ダーラム)」というブランドも、サーミの人たちに影響を受けたブランドです。

ダーラムもノルテントもどうりで僕の好みど真ん中なんです(笑)

ギアやウェアも北米ブランドばかり使ってきましたが、最近は北欧ブランドが気になって仕方ないんですよね~。


さて話を戻しましょう、ノルテントは先述したように9月からの取り扱いとなりますので、今はお渡しできる在庫はありません。

それでも近日中に僕も含めたエルクスタッフがサンプルを使ってきます。

お客様に見てもらえる展示はしばらくございませんが、実際に使った使用感などもお伝え出来ますので、ノルテントを気になっている方はお気軽にスタッフまでお問い合わせくださいませ!


EVERNEW / BLUENOTE stove

チタンやアルミ素材を使った超軽量のクッカーフライパンが人気の日本ブランド「EVERNEW(エバニュー)」

毎年アイデアが光る製品をリリースしてくる意欲的なメーカーですが、2022年は特に新作ギアを豊富にリリースする予定で、そのひとつひとつがおもしろくいい意味で尖ったアイテムばかり(笑)

そんな新製品の中でも、やはり届いたばかりの「ブルーノートストーブ」が、エバニューの今季最も注目するアイテムの一つです。

重量はたった13g、プレヒートプレート込みで20gとなります。

この軽さは同社のチタンアルコールストーブよりも軽く、市場でも最軽量級のアルコールストーブとなりました。

ここまでの軽さとコンパクトさなら、サブストーブとして持っていくのにも、エマージェンシーギアとして持っていくのにも苦にはなりませんよね。

このストーブについては僕個人が購入したので、改めて詳細についてはブログにまとめたいと思います。

また今週のインスタグラムLIVEでも熱く紹介させていただきました!

実際に燃焼させているシーンもありますので、良ければこちらもチェックしてみてください。


ANOBA / ステイクハンガー

先月(?)に発売されて、エルクでは少し遅れましたがようやく入荷してきたアノバの新作「 ステイクハンガー」。

そういえばエルク速報vol.13でもアノバの新作「 2トーンウッドラック」を紹介しましたが、これも瞬く間に完売しましたね~。

ステイクハンガーはペグのように地面に打ち込んで、ランタンハンガーや焚火スタンド、テント乾燥にとアイデア次第でつかえるマルチなスタンドです。

スチール素材ですので、焚火と合わせて使えるのももいいですよね~。

サイズが70、90、120と3種類リリースされているので、自分のキャンプスタイルに合わせた洗濯が大事になります。

お座敷スタイルのように、ほとんど地面に近い位置でキャンプをされる場合には、70のサイズがいいでしょう。

一般的な焚火やローテーブルには90、普通のテーブルの高さには120がおすすめです。

店頭で接客をしていると、ランタンハンガーの需要が高いのをひしひしと感じます。

ランタンハンガーは以前までだと頑丈だけど大きいサイズのものばかりでしたが、今やテーブルにつけたりステイクハンガーのように、頑丈だけどソロキャンプにぴったりのサイズなども選べるようになってきました。

ランタンハンガー難民が今では少なくなってきたと思います(笑)

ランタンハンガーは他にも多数取扱いをしておりますので、店頭にお越しの際はぜひチェックしてみてください!


PATHFINDER / チタニウム1100mlブッシュポット

今週のインスタグラムLIVEが「新作ギア特集」だったもので、このブログとはどうしても被るものがでてくるのですが、、

こちらもインスタライブで紹介させていただき、最後に一緒に出演していた店長が紹介した各ギアの中で

「これが一番欲しい」と言ったのがこのチタンポットです。

チタン素材は軽量で丈夫ということで、ハイカーや登山者の中で多く愛用されているチタン製のクッカー類。

このチタンポットももちろん登山で持っていただいても、負担なく持っていくことはできますが、どちらかといえばバックパッキングキャンプブッシュクラフトキャンプで使っていただきたいポットなんです。

クッカーのつる(持ち手部分)が上についているので、トライポッドなどを利用して焚火の上に吊るすことができます。

Dリングと湯切り穴付フタ、握りやすい大きめのハンドルなど、軽量化のみを追い求めたものではないことが分かりますよね。

サイズ感が絶妙で、エルクでも大人気の「ソロストーブ ライト」がすっぽり収まるサイズとなっています。

ソロストーブとこのブッシュポットを持っていって、小枝や松ぼっくりを使ってお湯を沸かす…最高に楽しい使い方だとは思いませんか!?

キャンプでなくても誰もいない裏山で、そんな火遊びをするのも最高ですよね。

※登山道や特別保護区などでは基本的に焚火をすることができません。また山で焚火をする場合は必ず焚火跡を残さないような配慮が必要です。

4W1H / ホットサンドソロ(Renewal)

4W1Hの大ヒット作「ホットサンドソロ」が、リニューアルとなって今週エルクに入荷となりました!

”ちょうどいい、朝食”をテーマに、食パン一枚で挟めて作ることができるというアイデアは

日本人の需要にマッチし瞬く間に人気を集めましたね。

リニューアル点は上下のプレートを取り外して使える着脱式となったところです。

洗いやすくなったのはもちろんのこと、単体でフライパンのように使えたりと、使いやすさもアップしたといえるでしょう。

この週末ですっかり売れてしまって、店頭在庫は残りわずかとなりました。

新作のフラットケトルも好評につき、残りわずかです!

今回の入荷分の後は夏の入荷となりますので、お早めにご検討くださいませ!

THE NORTH FACE / アルパインライトパンツ

ウェアについても春モノが続々と入荷してきましたよ~。

1年を通して山岳エリアの行動を支えるベストセラートレッキングパンツの

「アルパインライトパンツ」が秋の完売以来久しぶりの再入荷となりました!

この時期はインナータイツとゲイターの併用で、森林限界までの登山までいけてしまう絶妙な厚み。

細身で動きやすいスッキリとしたシルエットなのでオーバーパンツとの相性も抜群です◎

春から秋のハイシーズンももちろんこの一本で。

アルパインライトパンツは美しいシルエットもあいまって、テクニカルウェアなんだけど普段使いでも人気の一本なんです。

このストレッチ性を知ればデニムを履きたく無くなるほどです(笑)


他にもアークテリクス、パタゴニアといったブランドも春物ウェアが入荷してきました。

テクニカルウェアでは以前ブログでも紹介した、ノースフェイスのサミットシリーズがやはり注目ウェアとなるでしょう。

これからも楽しみな入荷が待っています!

ウェアについてもインスタグラムで積極的に入荷情報を発信していますので、こちらもチェックしていただければ嬉しいです!


今週もエルク速報を最後までご覧いただきましてありがとうございました!

春夏シーズンがスタートしたこともあり、新作が多数入荷していてますので、来週もお見逃しなく!