【TABLE STOCK 】レトルトなのに茹でたて!?美味しさにこだわった保存食が登場!【防災食品・山ごはん】

2021/07/03追記 ご購入方法、取扱店について

大変お問い合わせが多いため、こちらで追記させていただきます。

テーブルストックの保存食をお求めの方は、エルク店舗またはエルクオンラインストアでもご購入いただけます。

取扱店は今のところエルクのみとなりますので、遠方の方はぜひオンラインストアをご利用くださいませ。

またオンラインストア以外でもお電話(055-222-1991)でのご質問・ご注文は承ることができますので、お気軽にご相談くださいませ。

↓エルクオンラインストアでテーブルストックを買う↓

こんなに美味しいレトルト麺食べたことがなーい!!

冒頭からこういう風に申し上げたのは、今回紹介する保存食のレトルト麺が

とにかく美味しいという事を伝えたかったのであります。


そもそもパックの中に麺やスープ、具材が一緒に入っていて

湯煎するだけで出来上がりなんて僕は今まで聞いたことがなかったし

そもそもレトルト麺なんて言葉も初めて使った気がします(笑)

今回紹介するのは2021年3月に始動したブランド

TABLE STOCK(テーブル ストック)の保存食シリーズです。

冒頭でも申し上げた通り、湯煎するだけでこんなに美味しい麺類というのは

今まで食べたことのない経験でした。


”今までに食べたことのない”という事を実現したのは

”今までにない画期的な製法"を開発することによって実現しました。

そんな美味しい保存食シリーズと、その美味しさの秘密について

こちらで紹介させていただきます!

テーブルストックが誕生したわけ

テーブルストックブランドが今年誕生しスタートを切ったわけですが

製品ができるまで実は10年の開発期間を要しました。

ちょうど10年前、2011年というのは東日本大震災が起こった年です。


テーブルストック社の中村桂社長が東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で炊き出しを行った際に

災害食を食べ慣れてない子供たちは好んでは食べなかったそうです。

中村社長は「災害時には温かくて美味しいものが必要」と痛感し

美味しさにこだわった保存食の開発をスタートすることになりました。


10年かけて開発したなかでも、やはり画期的な製法というのは

「麺とスープを一つのパッケージに詰めて加熱処理しても麵が伸びず、長期保管の後も形状が変わらず作り立ての食感を維持する」ということ。

いずれも生麺を使用して、まるで茹でたてのような食感を実現。

とにかく美味しさにこだわった保存食が10年かけて誕生したという事です。


テーブルストックの4つの味

画期的な製法によって生まれたテーブルストックですが

製品ラインナップは4つの味になります。

ボロネーゼ ナポリタン カレーうどん ほうとう


テーブルストック社のご厚意で、エルクで発売を開始する前に

その4つのすべてを提供していただき、すべての味を食べさせていただきました。

その中でも個人的にお気に入りの二つの味について、詳しく紹介いたします!

ボロネーゼ

熱湯で3分湯煎するだけで完成なので、キャンプでちょっと小腹が空いたときにすぐ食べれるのもおすすめポイント。

先日行ってきたキャンプではお気に入りのボロネーゼを食べてみました!

せっかくのキャンプなのでお皿に盛ってみましたよ。

大きな皿でなくとも収まるボリュームですが

いざ食べてみるとずっしり食べ応えを感じることができます。

ボロネーゼの代名詞ともいえる幅広の平麺も、テーブルストックにかかれば

もっちもち食感で美味しい!

他の味にも言えることですが、ボリューム感もあって濃いめの味付けになってますね。

ほうとう

ぶっちゃけ一番好みなのはほうとうでした!

実はテーブルストックは地元である山梨県甲州市の会社から生まれました。

山梨県のご当地グルメのほうとうが作られるのは自然の流れだったのかもしれません。


富士山見ながらほうとう食べよう

と安易な考えで、富士山を眼前に見ることができるところへわざわざ行ってきました(笑)

やっぱり美味い!

ほうとうの命ともいえる極太の平麺ですが、それもツルっとしていて食べ応えもあり

山梨県民が食べても納得の仕上がりとなっています!

カボチャや里芋などの具材がゴロっと大きく入っていて、味噌味の味付けも◎。


他の味も美味しいですが、他のエルクスタッフではカレーうどん推しがいるなど

選ぶ基準は結局のところ好みによるところが大きいです。

まずは4つの味を食べ比べていただきたい!

防災の観点からみるテーブルストック

ローリングストックという言葉はご存じでしょうか。

災害のときにしか食べない保存食ではなく、保存食を日常の食事として楽しみながら

食べれば買い足しをしていくことによって、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法です。


防災食を備蓄するご家庭が増えたなかで、ローリングストックを実践されている方も増えてきたのではないでしょうか。

常に消費をしていくローリングストックをするうえで

やはり「美味しさ」が一番大事なことではないでしょうか。

そういう意味でも、テーブルストックの保存食はうってつけの防災食とも言えますね。


また防災食はアルファ化米や缶詰が多い中で、変化をつけるという意味でも

麺類の保存食はありがたい存在です。

場合によっては長い期間保存食を食べる避難生活を考えると

いろんなバリエーションがあるに越したことはありません。

登山・アウトドア食の観点からみるテーブルストック

僕は山に持っていく主食としてはやはりアルファ化米、もしくは袋麺などの乾麺です。

美味しくなっているとはいえ、正直言ってアルファ化米の味はあまり好みでは…

あと乾麺はゆで汁の問題がございました。

山で茹で汁を捨てることは環境問題の観点からマナー違反とされております。

また美味しく麺を茹でるためのガスの消費量や、水の量を考えると

登山向きといえる食材ではありません。


そういう観点から見れば、テーブルストックはまさに待ってましたと言わんばかりの

登山食となるかと思いきや、そうは簡単にいかないのが登山食。

登山において大事なのはその食料の重量でしょう。

正確に言えば1g当たり何キロカロリーあるか

テーブルストックのナポリタンが一番カロリーの高い数値で653kcalです。

内容量が320gなので1g当たり約2.04kcalになります。

当店でも山でのテント泊用の主食としてよく選ばれる

尾西の「五目ごはん」と比較してみましょう。

内容量が100gに対してカロリーは377kcal

1g当たり約3.77kcalになります。


やはりアルファ化米などに比べれば、重量面では劣ってしまうのは事実です。

アルファ化米と違い水分がしっかり含まれているので仕方がない話ではありますが…

ただ手軽さという点では何といってもテーブルストックは優れています。

沸騰したお湯で3分温めるだけですから、手早く食べることができるのは嬉しいポイントです。

体力的に余裕のある山行ならば、山食として十分持っていく価値が十分にありますね。


いろいろ書きましたが、美味しさを伝えるのはここではどうも難しいですね…

好みもあるかと思いますが、まずは買って食べていただきたいです!

そして美味しければローリングストックとして、また買い足していただいて保管していただきたいですね。


またどんな場所でも手軽に美味しいパスタやほうとうが食べれるなら

登山の時でも多少の重量増はOKかなと個人的に思っています。

脱アルファ化米、調理を普段からしないずぼらな僕も納得の

美味しくてしっかり食べれる食品がようやく出てきたなと内心喜んでいます。