3ZIPの使い勝手の良さは…最高!【MYSTERY RANCH】

「紅葉」はもう見に行きましたか?まだ早いでしょ!と突っ込む方も多いと思いますが、山ではすでに紅葉が終わったところもありますね。まもなく山梨県内でも標高1000m近くまで下りてくるのではないでしょうか。

最近スタッフなおちゃんと櫛形山へ紅葉登山へ行ってきました。その時もですがふと最近の登山を振り返ってみても、ミステリーランチのバックパックを選んでいるのが多いことに気が付きました。

実は最近まではそうではありませんでした。距離や難易度的にもハードではない日帰りの登山では、割とトレランザック(ベスト型の走れるバックパック)を選んでいました。多少の荷物を削っても、軽さと動きやすさを重視するという観点から選んでいたということです。

しかし最近はYouTubeを始めたことによって、一眼カメラを持ち、それにつけるレンズ、アクションカメラであるGoPro、そしてマイクや予備バッテリーなどなど…。今までの山行スタイルとは異なり格段に荷物が増えて、求められるバックパックも変わってきたということでしょう。

そこで選ぶようになったのが

MYSTERY RANCH クーリー25

25Lの容量というのは、荷物をあまり持たない一般的な日帰り登山に最適と考える方も多いと思います。しかし普段からあまり持たない(冬山などは別ですが)、もしくは軽量なギアをセレクトしていると、先ほど挙げたカメラ類を入れてちょうどいいのがこのバックパックでした。

何より気に入っている点は「3ZIPデザイン」とよばれる、ミステリーランチ独自のジップデザインです。このようにガバッっとフルオープンすることができて、カメラやレンズなどの細々したモノを一目に取り出すことができます。

話は逸れますが、もともとこのバックパックは昨年の春に、ミステリーランチが主催するディーラーズミーティングでいただいたものでした。そこで創業者のデイナさんからサインをいただき、背面調節を直々にしていただいた宝物です。

デイナさん、YouTube始めたから使ってるって言ったらなんて思うだろう(笑)。サインの文字はシンプルに「Have Fun」。アウトドアは楽しいという根源的なメッセージの素敵なサインです。

さて話は戻ります。とにかく3ジップデザインが使いやすくて、今愛用しているということ。カメラでなくても、いろいろモノを入れてしって、パッキングが苦手な方には本当にうってつけのバックパックでしょう。

スクリー32

3ZIPデザインを使用している、デイパックにお勧めのもう一つがこの「スクリー32」。こちらはクーリーシリーズ(25L、40Lの二型)よりも、軽量な素材を採用しています。

ウエストベルトのホールド感もクーリーに比べれば弱いのですが、デイパックの容量ではあまり腰荷重(肩だけに荷物の重みを預けるのではなく、腰に分散させること)を重視しない方にお勧めです。

そもそもウエストハーネスは取り外すことができます。これは軽量化ももちろんですが、街使いする方にはうれしいポイントですよね。ボーダーレスなバックパックといえます。

正直言って「スクリー32」のほうが人気のあるモデルですが、ミステリーランチらしいのは「クーリーシリーズ」でしょう。

ハイクパックとしてはとても優れた耐久性を誇り、ハードにガシガシ使ってもバックパックがへたる気がしません。


ミステリーランチのハイクパックが気になっている方は、選ぶポイントとして

とにかくハードに使いたい!⇒クーリー

軽やかに登山したい!⇒スクリー32

複数個持って、その時々に適切な容量を選びたい!⇒クーリー

日帰り登山(夏の山小屋泊まで)はこれ一つで済ませたい!⇒スクリー32

街でも使いたい!⇒スクリー32

こんな感じでしょうか。参考になれば幸いです。

また3ZIPデザインだけでなく、ミステリーランチには独自の背面調節機能「フォーチュラヨークシステム」もございます。このシステムによって適切な位置でバックパックと体がフィットすることが可能です。

これについてはミステリーランチ公式ホームページでも載っていますが、エルクに来られた方にはスタッフがご説明しますのでご安心下さい。


次の紅葉登山ももちろんミステリーランチを背負って、動画を撮りながら行きたいと思います。しかしYouTubeも更新が遅れているなあ…がんばります!