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なぜエルクは地域の観光づくりに取り組むのか― 自然と人の関係を取り戻すために ―

  • 2023年6月30日
  • 読了時間: 3分

エルクの原点は、とても個人的な体験から始まりました。

創業の柳澤仁が20代の若い頃、アメリカを長く旅しながら自然の中で過ごした時間。そこで出会ったのは、余暇を自然の中で楽しむ文化でした。

仕事が終われば外へ出る。自然の中で遊び、過ごし、関わる。

その豊かさに触れたとき、「この楽しさを日本にも伝えたい」と強く思ったといいます。

エルクは、自然体験の価値を伝えるために生まれました。


自然を伝える仕事から始まった

創業当時、日本ではアウトドアという言葉すら一般的ではありませんでした。それでもエルクは、登山・カヌー・キャンプなど、自然と関わる楽しさを伝え続けてきました。

しかし時代は変わります。


道具はオンラインで買える。

情報も動画で学べる。


物を売るだけでは、自然は伝わらない。

そこでエルクは気づきます。

本当に伝えるべきなのは「体験」だと。

技術、知識、楽しみ方、リスク、感動。自然は体験しなければ理解できない。

この認識が、現在の観光プロデュースへとつながっています。


山梨の自然を、もっと伝えたい

エルクが拠点を置く山梨は、日本でも有数のアウトドア環境に恵まれた地域です。

それにもかかわらず、その価値はまだ十分に伝わっていない。


「体験してもらう工夫が必要」


その思いが、活動の大きな原動力になりました。

自然の価値は、説明ではなく体験でしか伝わらない。

だからエルクは、体験を設計します。


自然は「資源」ではなく「関係」

観光はしばしば、資源の活用として語られます。景色を見せ、文化を紹介し、消費してもらう。

けれどエルクは違う視点を持っています。


自然は利用する対象ではなく、関係を結ぶ相手です。


文化は土地と人の関係の積み重ねです。


観光とは、資源を使うことではなく、関係を生み出す行為です。


人は環境から離れてしまった

現代の暮らしは快適です。温度は管理され、移動は速く、環境は制御されています。

その結果、人は自然と直接向き合う機会を失いました。


けれど本来、人は環境の中で生きる存在です。


風を感じる。地形を読む。季節を身体で理解する。

エルクがつくる体験は、この感覚を取り戻すためのものです。


観光を「移動」から「関係」へ

場所を訪れるだけでは、観光は終わりません。

自然に触れ、文化を体験し、人と出会い、記憶を持ち帰る。


そのとき初めて関係が生まれます。

エルクは観光を移動ではなく関係の始まりと考えています。


Where Nature Meets Community

エルクの理念は明確です。

Where Nature Meets Community

自然と人が出会い、体験を共有し、関係が生まれ、コミュニティが育つ。

自然は背景ではなく、人をつなぐ媒介です。


観光をつくるのではなく、価値を伝える

エルクが取り組む観光は、事業拡大のためではありません。

創業の原点である「自然の楽しさを伝えたい」という思いの延長です。


地域の価値を体験として翻訳し、人と自然の関係をつくる。


それがエルクの仕事です。


私たちが続ける理由

自然の中で人は自分を知ります。

体験は人を変えます。

関係は地域を育てます。


だからエルクは、地域の観光づくりに取り組みます。

観光をつくるためではなく、自然と人の関係を未来へつなぐために。

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