山梨の山岳資源を使って活動する― 自然資源を価値へ変えるということ ―
- 1月21日
- 読了時間: 3分
エルクは県内の山や自然環境を活かしたアクティビティを数多く行っています。そのお手伝いもしています。
登山体験。滞在プログラム。地域イベント。教育プログラム。文化企画。
なぜここまで、地域の自然を舞台に活動するのか。
それは単に山があるからではありません。山が美しいからでもありません。
理由はもっと根本的なところにあります。
山は「資源」ではなく「関係の基盤」
山梨には豊かな自然があります。山岳環境、水源、森、地形、文化。
一般的にはこれらを「観光資源」と呼びます。
しかしエルクは、この言葉を少し違う意味で捉えます。
資源とは、使うものではなく、関係を育てる基盤です。
自然の価値は、存在しているだけでは社会に伝わりません。体験されて初めて価値として認識されます。
つまり自然は「活用」されることで初めて価値化される。
価値は存在するだけでは生まれない
自然はそこにあります。山はそこにあります。昔からあります。
けれど、ただ存在するだけでは人はその価値を実感できません。
歩く。触れる。過ごす。学ぶ。
体験によって初めて価値は理解されます。
だからエルクは体験を設計します。
山のそばで生きてきたからできること
エルクは40年以上、山梨の自然と向き合ってきました。
単にフィールドとして利用してきただけではありません。
山と関係を築き、地域の人と関わり、文化を理解し、環境の変化を見続けてきました。
その蓄積があるから、自然を単なる場所として扱わない。
自然を社会とつなぐことができる。
地域資源を「体験」に翻訳する
エルクの仕事は、自然を見せることではありません。
自然を体験に翻訳することです。
地形を歩くプログラムにする。文化を学びに変える。風景を滞在に変える。環境を教育に変える。
自然そのものを消費させるのではなく、関係を生み出す仕組みに変える。
自然は消費されるものではない
観光が自然を消費する構造になると、
環境は疲弊します。
地域は疲れます。
価値は短期間で失われます。
だからエルクは「自然と地域に還る企画」を大切にしています。
これは単なる理念ではなく、設計思想です。
地域に価値が循環する構造
体験を提供する
↓
人が自然を理解する
↓
価値を感じる
↓
守ろうとする
↓
地域に還元される
この循環が成立して初めて、自然資源は持続的な価値になります。
山を使うのではなく、山と共に動く
エルクは「山と地域を動かす企画」を実際に事業として行っています。
これは非常に象徴的な表現です。
山を使うのではなく、山と地域の関係を動かす。
つまり社会の中に自然を組み込む。
地域資源の価値化とは何か
価値化とは、価格をつけることではありません。
意味を生み出すことです。
体験の意味。学びの意味。文化の意味。環境の意味。
自然が社会の中で意味を持つとき、それは資源から価値へ変わります。
エルクが山梨で活動する理由
生まれ育ったこの土地の豊かな自然が持つ様々な意味を、社会の中で生かし続けるためです。
自然資源の価値は人との関係の中で生まれる
自然は単独では価値になりません。人と関わることで価値になります。
だからエルクは体験をつくる。滞在をつくる。学びをつくる。コミュニティをつくる。
自然と社会をつなぐ仕事
エルクの理念は
自然と、仲間と、感動を。
Where Nature Meets Community
自然と人が出会い、関係が生まれる場所をつくる。
それが地域資源を価値へ変えるということです。
エルクの仕事
山梨の山を活かすことではありません。
山梨の自然が持つ価値を、未来へ続く形にすることです。



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