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なぜエルクは宿泊を行うのか― gosen と Alps Laps に込めた意味 ―

  • 2025年9月15日
  • 読了時間: 3分

エルクは登山用品の販売から始まり、自然体験の提供、地域の観光プロデュースへと活動を広げてきました。そして現在、宿泊も提供しています。

エルクにとって宿泊は、新しい事業ではありません。自然体験を本当に成立させるために必要な、必然のかたちです。

その具体的な実践が、gosen と Alps Laps です。


体験は“滞在”によって完成する

自然の中で過ごす体験は、数時間では終わりません。

山を歩いたあと。焚き火を囲んだあと、、、

人の感覚はすぐに日常へ戻るわけではありません。身体は環境とつながったまま余韻を持ち続けます。

この余韻の時間こそが、体験の核心です。

しかし従来の観光は、体験を「イベント」として扱います。始まりがあり、終わりがある。

エルクはそう考えません。

体験は、環境の中で過ごし続けることで深まります。だから宿泊が必要になります。


宿泊は「余白」を設計すること

宿泊の本質は、泊まることではありません。

環境の中に身を置き続ける時間をつくることです。

移動しない時間。予定のない時間。自然と同じリズムで過ごす時間。

この余白があるとき、人は初めて場所と関係を結びます。

朝の空気。夕方の光。夜の静けさ。

日帰りでは体験できない環境の変化を、身体が受け取ります。


gosen がつくる「暮らすように滞在する体験」

gosen は、地域の風景と生活の延長線にある宿泊です。

観光施設ではなく、山、自然の時間の中に身を置く。地域の空気を吸い、生活のリズムを感じる。

そこでは自然は特別な対象ではなく、日常の一部として存在します。

gosenが提供しているのは、自然の中で暮らす感覚を取り戻す滞在です。


Alps Laps がつくる「自然に没入する体験」

一方、Alps Laps はより直接的に自然と向き合うことを意図した宿泊です。

山の天気。空気の密度。音の少なさ。身体感覚の変化。

都市の延長ではなく、自然の内部に入る滞在。

ここでは人は環境を観察するのではなく、環境の一部として過ごします。

Alps Laps は、自然への没入を目的とした宿泊です。


2つの宿泊が示すもの

gosen と Alps Laps は、異なる宿泊ではありません。

自然と人の関係の深さを、異なる形で体験するための場です。

暮らしとして自然に触れるか。没入として自然に向き合うか。

どちらも、環境と関係を結ぶための滞在です。


Where Nature Meets Community

エルクの理念はWhere Nature Meets Community

自然と人が出会い、体験を共有し、関係が生まれ、コミュニティが育つ。

人と人の関係は、同じ場所で時間を過ごすことで生まれます。特に夜を共有することで関係は深まります。

宿泊は、自然だけでなく人と人をつなぐ基盤でもあります。


なぜエルクが宿泊を行うのか

エルクは宿泊業を拡張しているのではありません。

自然体験を最後まで設計しようとすると、必ず「滞在」に行き着きます。

環境の中で過ごす時間。余白のある時間。共有される時間。

それらを設計するために、gosen と Alps Laps があります。


宿泊とは何か

エルクにとって宿泊とは、泊まることではありません。

自然と同じ時間を生きること。環境の中で関係を結ぶこと。

そのための場所をつくることが、エルクが宿泊を行う意味です。

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