【ARC’TERYX】シルエットが美しい、夏にオススメのロングパンツ3本

トレイルランニングのような激しい運動量のアクティビティではない限り、これからの夏山シーズンでもロングパンツを履きたいところです。怪我や虫刺されの予防や、いざ動けなくなった時の低体温対策にはショーツに比べて安心です。
とはいえ暑くなる日本の夏山では、汗でベタつかず快適でストレッチ性があり足上げもスムーズなロングパンツが欲しいところ。そんな条件を満たし、なおかつすっきりとしたシルエットで「カッコいい」アークテリクスのロングパンツを三本紹介します。それぞれコンセプトが異なるロングパンツ、あなたにぴったりの一本が必ず見つかるでしょう。
ARC’TERYX サブリオパンツ(WOMEN'Sモデル サブリアパンツ)
この夏の新作になるサブリオパンツ。スタッフ綾井はこのパンツの持ついい意味で「ラフさ」に惹かれました
「TRAVERSE」はアークテリクスのハイキングラインです。ハイキングパンツではかなり細めなフィット感といえるでしょう。
スリムですが、山歩きを想定しているのでストレッチがかなり効いています。そして絶妙な薄さの素材は通気性にも優れているので、夏の低山から高山まで暑い時期でも積極的に使えます。
ポケットはハンドポケットでなく、太ももに二つのジッパー付きポケットがあります。
ウエストにはベルトが付いておらず、ベルトループもございません。ここを省くことによって登山的視点で見れば、ハーネスに干渉しづらく腰回りすっきりとなります。普段使いとしてみれば、カチッとした山用パンツといった印象がなくどんなスタイルにも合わせやすいということに。
サブリオパンツ 背面
シルエットは立体構造のヒザ部分と、先細りした裾が特徴的。エルクではショート丈をセレクトしています。スタッフ綾井(173cm)が足上げでくるぶしが少し見えるくらいです。ハイキングシューズにもサンダルと合わせてもすっきりとした印象を与えますね。

せっかく買うなら山でも街でもかっこよくて快適なものがいい、そんな方にオススメなのがサブリオパンツなのではないでしょうか。
ARC'TERYX レフロイパンツ
こちらも「TRAVERSE」シリーズのハイキングパンツです。サブリオパンツとの違いレフロイパンツは、細身ながらストレートなシルエットになっています。
またウエストバンドはパックの下でも快適に装着できるように特別なデザインが施され、さらに一体型ウェビングベルトでフィット感を高めています。
素材は薄めで通気性が高くストレッチが効きのはもちろんながら、サブリオパンツに比べて耐久性も高くなっています。アルプスなどの岩稜帯の登山にも安心して使っていただけるでしょう。
レフロイパンツ 背面
アークテリクスの夏山ハイキングパンツのスタンダードな位置づけのレフロイパンツ。しかしスッキリとした美しいシルエットはアークテリクスらしさを十二分に感じる一本です。
ARC'TERYX インセンドパンツ
最後に紹介するのは打って変わって「ENDOROPHIN」ラインのロングパンツ。これはトレイルランニング用のパンツになります。
新作のインセンドパンツはトレイルランニングでの使用を想定しているので、3本の中でも最軽量で最も通気性が高いです。しかしトレイルランニングを夏にする場合はショーツが主流ですね。冬のトレイルランニングロードランニングに、そして夏のファストハイクやトレッキングにこのインセンドパンツを使ってみるのもアリですよ。
シルエットは細めですが、サブリオパンツの方が少し細いかな。細めの方ならロングパンツとして自然に履くことができるでしょう。
トレイルルートを素早く駆け巡る時に、ダボつかず走ることができますね。

ポケットはランニングを想定しているので最低限。背面にジッパー付きポケットと外ポケットが付いています。

スピード志向の強いハイカーやランナーの方におすすめ。夏でも気温差の激しいアルプスを駆け巡る時の、頼もしい一本といえるでしょう。

今回は特徴の違うアークテリクスの夏用ロングパンツを紹介しました。どれも細身なので、筋肉質な方はサイズを上げないといけないのが唯一の欠点か。
一般体型〜細身の方なら一度はエルクにて試してみて下さい。機能はもちろんのこと、アークテリクスの美シルエットに惚れ惚れすること間違いなしです。


OUTING PRODUCTS ELK

創業40年。 山梨は甲府市に位置する総合アウトドアショップです。 登山・トレッキング・クライミング・キャンプ・トレイルランニングを中心にアウトドア商品・情報を発信しています。