【大菩薩嶺 2018.11.20】ゆる~いハイクで初冬の大菩薩を堪能

久しぶりのフィールドレポートは、エルクのブログ初の山ガール登場のゆるハイク。いままでは主にエルク独身コンビの綾井&深澤による「汗臭い・泥臭い・辛気臭い」、三くさいで覆われた写真ばかり…。そして毎回毎回ハードな根性系登山、そんな山行とは今回はおさらばだ!綾井がわいわい大菩薩のゆるハイクを楽しんできました、深澤さん…ぬけがけごめんね!


日本百名山であり山梨百名山にも選定されている「大菩薩嶺」。ご存知の方も多いとは思いますが、大菩薩峠から山頂へ向かう尾根は、展望が開けて気持ちのよい登山道が続きます。初心者の方にも登りやすく、トイレや小屋も充実していて人気の山です。

登山口は「上日川峠」。集合したのはよく街で会う、アウトドア好きの仲間たちです。こんなに大人数でゆっくり登れる日が来るなんて…すでに登山口で満足してしまいそう。

登山経験は綾井が他の参加者よりはあるということで、ガイドしてくれと言われましたがお役が回ってくることがほとんどありません。進みやすく整備された登山道を上がっていきます。

偶然に予定があったので、今月のエルク二階で開催中の「noda-SAORI solo EXHIBITION 景色のイロとカタチ vol2」の造形作家、野田沙織さんともご一緒させていただきました。エルクでも販売中のバードコールを鳴らしながら歩いていると、本当に小鳥が頭上に集まってきます。鳥とお話ししながら歩いて行きます。

登山開始から写真撮影会が始まります。

スタッフ綾井も負けじといい写真を撮ろうとするも、気持ち悪い撮影スタイルから生まれるのはしょせん平凡な写真ばかり。今回のブログでは仲間たちの写真をほとんど使用させていただきます。

福ちゃん荘まで着いたら、開けた稜線の姿が見えてきました。あそこまで行くのにも、トラバースぎみで上がるためにあまり苦ではありません。

そしてこちらが「大菩薩峠」。快晴ではないですが、開けた気持ちのよい稜線を望む事ができました。ここまでで引き返す方もいらっしゃるみたいです。

またもや撮影大会。スタッフ深澤と行けば、記録写真だけ撮って走り出すシチュエーション。しかし今日はゆるゆるハイク、せっかくの展望を楽しみます。

雪もうっすら稜線の木々を覆い、広がる初冬の山の景色。

僕らが撮る記録的な写真より、自然のみせる瞬間的な美しさを切り取っていきます。心が綺麗なんでしょう、不思議と写真も綺麗にみえます。

ひととおり写真を撮り終えたら、大菩薩嶺山頂へ向けて歩き出します。ここが大菩薩のハイライト。展望を楽しみながらゆっくり進みます。

高曇りの空から山梨の街に天使のハシゴが差し込みます。正式には薄明光線と呼ばれるそうです。

途中の休憩小屋の脇で風を防ぎ、お楽しみの昼食タイム!荷物は持ちましたが、ご飯担当の女性陣の山料理をいただきます。

鍋におにぎり、ソーセージやシチュー、ドリップするコーヒー…こんなご飯を山で食べたことのない綾井は感無量。冷え切った家に帰って、惣菜をチンするだけの食事よりも遥かに豪華なラインナップ。深澤さん、ごめんね!

美味しいご飯をいただいた後は、大菩薩嶺にむかって行動再開です。一時間半ほども昼食タイムでゆっくりしたため、体は重いですが山頂まではそこまで時間はかかりません。

山頂直下の樹林帯に入れば雪がうっすら積もった状態に。この雪景色を見たら、まもなく始まる雪山シーズンの到来にわくわくしてきます。

景色が見れずとも登った甲斐がありました。山頂「大菩薩嶺」登頂です。みんな笑顔での集合写真です。

山頂直下の分岐から上日川峠まであとは下りるだけ。

最後までみんなとわいわい喋りながら下山しました。

チャレンジしがいのある登山だけでなくこういったゆる〜いハイキング、嫌いじゃない。すいません、むしろ好きです🤣


最近はお客様に「エルクのフィールドレポートを見てるよ」と声をかけていただきます。今までは泥臭い山行ばかりでしたが、たまにはムチだけでなくこんな登山もお許しください(笑)

ちなみに今週予定している山行は男・深澤と二人きりの白馬大滑降(尻セード)山行と通常運転に戻ります!しかしなかなか山に行きづらい冬山シーズン、大菩薩のように行きやすい山もいっぱいありますよ!

さあ間もなく本格的な冬山のシーズン、みなさんウキウキしてきませんか?

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創業40年。 山梨は甲府市に位置する総合アウトドアショップです。 登山・トレッキング・クライミング・キャンプ・トレイルランニングを中心にアウトドア商品・情報を発信しています。