【山百チャレンジ31座目 雁ヶ腹摺山】お手軽富士と骨折り富士。秀麗富岳の頂へ!

こんにちは!山梨百名山チャレンジ担当の綾井です。

そして明けましておめでとうございます!


久しぶりの山百チャレンジブログ更新となってしまいましたが、2023年の後半は

山に登りまくってブログ更新どころではなかった

です、、はい😇


とはいえ山梨百名山チャレンジは終わったわけでなく、肝心かなめの「富士山」を残して2023年が終わってしまいました。

登山シーズンが限られているので仕方ありませんが、ここは開き直って以下の二点を決めさせていただきました。


・2024年7月の富士山登頂をもって山梨百名山チャレンジ完登とする

・これから山百ブログを週二本(月/木曜更新予定)アップする


この二点に絞って、まずは山百ブログを再開させていただきたいと思います。

週二本のアップなんで、次はブログ更新ばかりで山に登るどころではなさそう(笑)


ありがたいことに本企画の進捗を気にしていただくお声をいただいております。🙇🏻

ここからはまた更新再開となる山百ブログを見ていただき、来る夏山シーズンまでの参考にしていただければ幸いです!


さて今回の山は、前回の山百記事で紹介した「甘利山・千頭星山」の二座を登り、その後登りに行った山を紹介します!

雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)、珍しい名前のこの山は、大月市に位置する標高1,874mの山です。


韮崎の山から大月に移動したのは、連続で同じ山域を行きたくないという理由で、効率よく続けて登りたい方にはこの移動はおすすめできません🙅🏻‍♂️(笑)

渡り鳥である雁(ガン)がその腹をこするようにしてここを越えていったことから、この山の名が付けられたそうです。

他にも笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)といったように、近い山域に雁ヶ原摺山の名が冠された山があるのも面白いですね。


牛奥ノ雁ヶ腹摺山にいたっては、山名の由来よりも日本一長い山名として有名です。

そんな3つの雁ヶ腹摺山に共通するのが、「秀麗富嶽十二景」に選ばれている事でしょう。

秀麗富嶽十二景については、以前登った九鬼山の山百レポートで詳しく説明させていただきました。

今回登った雁ヶ腹摺山は、山頂から望む富士山が旧五百円札の裏側に描かれたことでも知られ

登山口の大峠からなら1時間で登ることもできるので、容易に美しい富士山の景色を楽しむことができます。


とまあ、雁ヶ腹摺山の山頂だけで済めばサクッと登って降りるはずだったのですが、そうはいかなかったのが今回の山行でした。

その様子も合わせて登山レポートをご覧ください!


【登山レポ①】

お手軽に富士展望の頂へ

《行程》大峠ー雁ヶ腹摺山

2023年6月17日に登る

やって来たのは雁ヶ腹摺山を最短で登るのにつかわれる「大峠」です。

この日三座目という事でお手軽な山を選びましたが、甘利山の駐車場から車で約2時間ほどと、長時間移動で心身ともにぐったりの状態になっています。


しかし長時間運転の甲斐あって、大峠は標高1,560mと雁ヶ腹摺山までは1時間でサクッと登れちゃいます。

また上の写真では少し雲で隠れていますが、富士山の展望も素晴らしい場所になっています。

疲れた体を押して、この登山口から登っていきます!

登り始めてすぐに、沢に設置された水の補給スポットを発見。

登り始めてすぐだったので、ここはスルーしました。

木漏れ日差す活き活きした森林の中に、歩きやすく付けられた登山道。

始めのうちはアップダウン少なく進んでいきます。

手を使って登る箇所(この一か所くらい)には鎖が、沢をトラバースする場所には木道と、整備が行き渡っていますね。


序盤はアップダウン少なく歩きやすいので、体を慣らしながら自然林のハイクを楽しめます。

上の写真の標識からはグッと標高を稼ぐ登山道になります。


それにしても森が美しく、6月中旬にはツツジも多く見れるそうです。

秋には紅葉狩りもいいでしょうね。

山百ブログお馴染み(?)のヨウラクツツジ

疲れで重い体を持ち上げながら標高を稼いでいくと、低木が増え徐々に開けてきました。

そしてカヤトの草原に出れば、もう頂上はすぐそこ。

雁ヶ腹摺山(1,874m)に到着です!👏

ここまで一時間もかからずの登頂となりました。

冒頭でも紹介したように、旧五百円札の裏側に描かれた富士山はこの山頂からの富士山になります。

そして肝心の富士山はというと、、

見えてはいますが、大峠で見た時と同じように、大事な山頂部分に雲が、、😭


山梨百名山を登っていれば、富士山は飽きるくらい見る事になるのですが、とはいえこの山頂からはお札に描かれたような完全体富士を見たい!


そんな訳で5分ほど待ってみましたが、快晴無風の一日でなかなか雲が移動しません。


そんな時ふと思い出して地図を開いてみれば、秀麗富嶽十二景 一番山頂に選定されているもう一つの山の存在に気が付きました。

それは「姥子山(うばこやま)」です。


コースタイムにして雁ヶ原摺山から約一時間、、

今からでも行けなくはない!

3座目の疲れとすでに夕方に差し迫ろうという時間も気になるところではありましたが、せっかくならの気持ちで、雁ヶ腹摺山の山頂からさらに姥子山へ足を進めました🔥


【登山レポ②】

もう一つの富士の展望台へ

《行程》雁ヶ腹摺山-白樺平ー姥子山ー雁ヶ腹摺山ー大峠

山頂直下の標識に従い、姥子山へ前進です!

快適な尾根歩きが続くと思ったら

いきなり標高差約400m、下りの急登が始まります。


下りだからいいという訳でなく、結局登り返さなければ帰れないので、この急登を登るのかと憂鬱になりながら下って行きました。

苔むした巨岩が綺麗と立ち止まって写真を撮りましたが、そんなことより本当の気持ちは帰りの心配だけ(笑)

ほぼ下りきったところで林道を横切り

ようやく姥子山への登りが開始です!

とはいえ最低地点から標高差40mの登りと、登りはすぐに終わります。


帰路の登り返しがえぐいだけです😇

山頂直下の開けた場所で振り返れば、雁ヶ原摺山の山体が。

下りてきましたね~😅


姥子山は西峰と東峰に分かれた双耳峰で、東峰が特に展望があるという事。

その東峰ももうあと僅かです。

姥子山(1,503m)に到着!


そしてわざわざ足を延ばしてきたんだから、完全体富士を見せてくれと開けた場所に出てみれば

完全体富士が出てきました~!👏


この姿を拝めただけでも、ここまで来た甲斐がありました!

手前にある山の尾根が折り重なっているこの構図が個人的にはツボで、山梨百名山では無いですがお気に入りの富士展望の山となりました。


この場所にずっと居座りたかったのですが、帰らなければなりません。

ここからほぼ登りの帰路に向かいます!

やっぱり雁ヶ腹摺山への登りがきつかった、、

楽な山っていう事で選びましたが、完全に選択ミスですね(笑)

とはいえこの日の充実感をパワーに変えて、何とか登り返しの急登を越え

山頂直下の草原に復帰しました。


改めて雁ヶ腹摺山の山頂に登り、富士山を見てみれば

雲一つない美しい富士の姿を見ることができました!👏

結果的に姥子山への往復が功を奏した形になり、決して骨折り損な寄り道では無かったですね。


富士山に振り回された雁ヶ腹摺山&姥子山となりましたが、秀麗富岳の頂を二座踏めた、充実の山行に。

そして登山口まで下りてきたら、往路ではスルーした水場で洗顔&水分補給!

へとへとの体に染み渡りました~😮‍💨


甘利山 千頭星山 登山まとめ


雁ヶ腹摺山 標準コースタイム(目安) 約1時間45分】

大峠駐車場-1:00ー雁ヶ腹摺山-0:45-大峠駐車場

雁ヶ腹摺山 姥子山縦走 標準コースタイム(目安) 約3時間55分】

大峠駐車場-1:00ー雁ヶ腹摺山-0:40ー白樺平ー0:20ー姥子山

姥子山ー1:10ー雁ヶ腹摺山ー0:45-大峠駐車場


【アクセス(大峠駐車場)】

・自動車

大月駅から車で約40分。甲府方面に国道20号を進み、真木交差点から県道510号線を経て真木小金沢林道の最高地点。

※真木小金沢林道は、冬期閉鎖しますので、閉鎖時期についてはご確認ください


・電車/公共交通機関

現在のところ大峠まで公共交通機関を使ったアクセス方法はありません。


【アドバイス】

大峠駐車場には簡易トイレが設置されているが、事前にコンビニなどで済ましておく方が無難。

水場は登山口からすぐの場所にあり、水量も申し分ない。


雁ヶ腹摺山への道は、全体的に問題なく歩きやすい道となっている。

雁ヶ腹摺山から姥子山への道は、倒木などあったりするが問題なく歩ける。

しかし白樺平まではずっと下りとなるので、尾根道を外さないように心がける事。


登山レポ本編では登り返しがきついという感想ばかりだが、初めから2座登頂の計画で準備をすれば大丈夫でしょう。