今回のブログのテーマは「スタッフの偏愛ギア紹介」
いつもとは違う切り口で紹介しますが、"偏愛"というくらいですので、エルクスタッフが愛してやまないウェアやギアを熱く語ります。
初回となる今回は、エルク店長の綾井が紹介させていただきます。
どうぞお付き合いください!
Rab Mythic G Jacket
今回紹介するのは、イギリスのアウトドアブランドRab(ラブ)の新作ダウンジャケットです。
Rabはちょうど10月22日(日)までエルク店内でポップアップイベントも開催している、エルク今季イチ押しのブランドになります。
さて偏愛なのに新作をチョイスを言うのは訳があります。
2度ほど使ってこのジャケットの虜になったから、もう溺愛です。
Mythic G Jacket(ミシックGジャケット)、一言で言い表すなら
「僕の考えた最強のダウンジャケット」でしょうか。
その最強たる所以のギアとしてのスペック、そしてしっかり推さないと伝わらないディティールについて紹介します!
ダウンジャケット最強のスペック
・1000FPという業界最強のダウンパワー
Mythic G ジャケットはRabブランドのダウンウェアの中でも、ハイグレードモデルに位置づけられる「Mythic」の名前が冠されています。
Mythicシリーズの多くは900FP(フィルパワー)の撥水ダウンを採用していて、ダウンの重量に対する保温力の高さが際立っています。
そんななかでGジャケットはというと、1000FPという、なかなかこの業界でも採用されない超高品質のヨーロピアングースダウンが使用されています。
このクラスのダウンを使用しているのはRabやモンベルくらいでしょうか。
そんな高品質ダウンがメンズMサイズで約127g封入されています。
・熱反射のテクノロジーを採用
Mythic G ジャケットを語るうえでは欠かせないのが、TILT(サーモ・イオン・ライニング・テクノロジー)でしょう。
これは裏地の7Dリップストップ・ナイロン、その繊維にチタンでコーティングし、生地の通気性を損なうことなくユーザーの熱を体に反射させ、保温性を高めます。
登山の非常用として持っていく人が多いエマージェンシーシートなどは、ポリエチレン素材にアルミ蒸着加工して熱を反射させるようにしています。
体内などから出る水蒸気が逃げず蒸れてしまうので、山小屋やテント内で一晩過ごす場合では結局濡れてしまうんです。
・軽量かつ暖かい、つまりオールシーズン使えるダウンジャケット
ダウンの質だけでなく、TILTを組み合わせる事によって
Rab史上もっとも軽く暖かいダウンジャケット
が生まれる事となりました。
これだけコンパクトに収納できるMythic G ジャケットは、メンズMサイズでわずか277gです。
アウトドアメーカーの名だたるUL(ウルトラライト)ダウンジャケットに近い重量ながら、保温力はハイロフトダウンと同程度あるというのが、このジャケットの凄いところです。
重量を削りたい春~夏のテント泊登山、保温力が欲しい秋~冬の登山など、Mythic G ジャケットなら山に向かうほとんどの方にピッタリのウェアとなります。
アクティブインサレーションと違って、ダウンジャケットは結局は重量に対する保温力の高さが最優先と私は考えます。そういった意味ではMythic G ジャケットは最強といえるでしょう。
寒がりの僕にとっては、このジャケットを買わない選択肢が無かったですね、、
実際に使ってみて
・すぐに暖かい
すっかり冷え込んだ秋の鳳凰三山で、休憩中に羽織って使用しました。
稜線上で風があったので、シェルを着ない状況だと熱が逃げてしまうかなと思いきや
着てすぐに感じた保温性には感動しました。
先ほど紹介したTILTの裏地のおかげでしょうか。
熱を逃がさず反射して、保温力を最大限に高める効果を実感しましたね。
ちなみに脇の裏地はTILTをを採用しておらず、熱がこもりやすいところは通気性を持たしています。
・立体裁断の感動フィット
上の写真はかっこつけてポケットに手を突っ込んでいますが、肩から腕にかけて立体裁断が施され、ストレスなく腕を上げる動作などが可能です。
腕を上げる事をしなくても、人間の体の自然なカーブに沿うようなフィッティングとなるので、着てもらえると自然な着心地を感じることができました。
Rabについて
今季よりエルクでも本格的に取り扱いがスタートしたRab。
アルパイン登山に特化したハイクオリティーなウェアと、スリーピングバッグを主力アイテムに展開するRabは
近年日本でも再評価され、登山者を中心に人気を高めています。
エルクでは10月22日までになりますが、ポップアップストアを開催しております。
ポップアップイベントが終了後も、これからRab製品を男女ともに推してまいりますよ~。
以上で「スタッフの偏愛ギア紹介 #1」でした!
このシリーズ、次回もあるかは分かりませんが(笑)、ぜひ定期定期にエルクブログもチェックしてみてくださいね!
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