【山百チャレンジ 0座目】エルク40周年新企画始動!山梨百名山をエルクスタッフが全山登って紹介します!

暖かくなってきましたね~、3月になると夏に向けて山の計画をたてはじめるスタッフ綾井です。

突然ですが2023年はエルク40周年イヤーとなります!👏

ここ甲府市で山小屋みたいな店舗から始め、登山用品の販売を中心にお客様や関係者様に支えられここまでやってきました。 

創業の柳澤仁も齢65を越えてきましたが、またエルク店舗で新たなサービスを始めるという事。まだまだ山梨県甲府市のこの場所で柳澤はじめスタッフ一同頑張ってまいりますので、引き続きご愛顧のほど宜しくお願いします!


さて40周年だからといってエルクでは特別なイベントをしたり、限定商品を発売したりなどの予定はございません。

今まで同様にお客様と山の話やアウトドアの話をしながら、お客様に喜んでいただけるよう、引き続き営業をして参りたいと思います。

とはいえ節目のこの年は、何か思い切ったことをやってみるのもいいのではと考え

エルクスタッフでチャレンジ企画を始めさせていただきます🔥

エルク40周年企画 山梨百名山チャレンジ

本企画は山梨百名山の100座全ての山に登って、全ての山の魅力やコース、見どころを紹介します!


もともと柳澤代表が山梨百名山一筆書きをしたいという構想これがあったのですが、なかなかタフなものになるということでとん挫していました。

そんな大変なチャレンジよりも、一座一座これから山梨百名山を登る人にとって有益な情報を提供したいと考えました。


という事で、今月からエルクスタッフが山梨百名山に1から100まで挑戦します!しかも今年中に終わらせますよ!

とはいえ休み中心に行くので、独身で暇も持ち余している綾井が中心に行く事となります、、柳澤社長ファン、中込店長ファンの皆様申し訳ございません。🙇🏻

それでも月に一回、そして節目の山ではみんなで登りたいと思います🫡


ただ登って写真をSNSでアップするだけでは有益な情報とはならないので、本企画では


・おすすめの時期、おすすめのルートを選んで登る

・登山後はコース詳細や見どころを説明するブログをアップする

・登山コースのGPXデータ(地形図上に表示される軌跡情報)を公開する


という3つのルールを自分に課し、皆さんと共有しながら山梨百名山の魅力をお伝えできればと思っています。


とはいえ今まで行っていない山の方が多いので、おすすめのコースや花の情報など、おすすめがあればエルクにて教えていただければ嬉しいです!


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さて肝心の山梨百名山はそもそも何なんだという話から、ここではさせていただきたいと思います。

山梨百名山とは

山梨百名山(やまなしひゃくめいざん)は、1997年(平成9年)に山梨県によって選定された県内の名山100選である。
一般公募と市町村推薦であがった候補の中から、選考委員会によって、県民に親しまれている・全国的な知名度がある・歴史や民俗との関わりあるなどの基準で選ばれたとされる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

今から26年前に制定されてから、県外の方も含め多くの登山者がチャレンジしてきましたね。

山梨県は盆地であり、山々に囲まれた場所であるので、大まかではありますが山域ごとに4つにわけることができます。

大菩薩・道志山系

大菩薩付近、桂川流域など県東部の山々


大菩薩嶺から南に延びる小金沢連嶺は、甲府盆地の東側に位置し、30km近く続く長大な連なりとなります。


最近では「甲州アルプス」という呼称も聞くようになってきましたね。

2000mを越えるポイントは極わずかですが、その気持ちの良い縦走路はアルプスに引けを取りません。


道志山系は御坂山地と丹沢山地との中間に位置し、広義には丹沢山地に含まれます。

富士山に近い杓子山や石割山に入ったことのある人も多いとは思いますが、道志村の奥の方の山になってくると比較的マイナーな山域になってくると思います。


このエリアの山はほとんど未踏であったので、今からどんな景色を見せてくれるかワクワクします。


他にも大月市で制定した「秀麗富嶽十二景」の山々も、山梨百名山に含まれています。

これらの山頂から見る富士山の美しい景色は、この山域の特徴であり、比較的簡単に登れる山が多いので、ハイキングで親しまれている山が多いですね。


南アルプス山系

富士川右岸、南アルプスなど県西部の山々


甲府盆地の西側に位置する南アルプス山系は、日本第二の高峰「北岳」や「甲斐駒ヶ岳」など全国的にも有名な山を有する山域となります。

3000m級の標高が連なっているので、ダイナミックな岩峰や希少な高山植物のお花畑も見ることができます。


標高の高い山だけでなく、日蓮宗の本山を抱える身延山、山深く登るのに体力を要する笊ヶ岳など、同じ山域内でもバリエーションは豊かです。

静岡県の県境まで目を向ければ、山伏や八紘嶺のように静岡県側から登るルートが一般的な山もあります。


ちなみ僕は北岳肩の小屋で勤めていたこともあり、とても馴染みある山域です。

厳しくも山登りの醍醐味をしっかりと味わえる南アルプスは、夏を中心にその魅力をお伝えできればと思います。


富士・御坂山系

御坂山地、富士山周辺など県南部の山々


日本最高峰の霊山「富士山」を中心としたこの山域は、御坂山地や天子山地といった山々の連なりがあり、多くの場所から富士山をとても近くに見ることができます。


その展望からハイキングコースとしてとても人気の高い「三ツ峠山」や、ダイヤモンド富士でお馴染みの「竜ヶ岳」など、人気の高い山も多いですね。


とはいえ何といっても異質の存在感を放つのが富士山でしょう。

圧倒的な存在感で日本全国からにとどまらず、海外からも登る方の多い富士山。

登山口が4つあり、山梨県側からは「富士吉田ルート」が良く登られています。そのルートはおととし本ブログでも紹介しましたので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。

個人的は日本最高峰の剣ヶ峰に、社長はじめエルクスタッフ全員で登頂したいなと考えてます。社長は今からトレーニング必須ですね~(笑)


八ヶ岳・秩父山系

八ヶ岳、奥秩父など県北部の山々


最後に紹介するのは県北部の八ヶ岳と秩父山系です。

八ヶ岳は長野県にもまたがり、最高峰の赤岳が山梨県最北端のピークとなります。

八ヶ岳南部は岩の山のイメージですが、北部同様に美しい原生林も広がります。


奥秩父山域は、東は雲取山から西は飯盛山まで、実は八ヶ岳をも凌ぐ長大な山塊となっています。


奥秩父の盟主にして古い信仰の歴史ある「金峰山」、三国(山梨県、埼玉県、長野県)の県境となる「甲武信ヶ岳」など、日本百名山に数えられる山が4つも含まれます。

修験道の歴史や、雨水を太平洋側と日本海側に分ける中央分水嶺といった地理的条件など、この山域も特徴がはっきりとあり、各山毎にそれぞれの特徴もお伝えできればと考えています。


県北部は八ヶ岳と奥秩父が目立ちますが、それよりも手前の中低山も歴史深い名山が名を連ねます。


武田氏の山城となっていた「要害山」、江戸時代から開かれた観光地昇仙峡に位置する「羅漢寺山」など、低山とはいえそれぞれ楽しめる山が多くあります。

エルクがある甲府市の北部に当たり、容易にアクセスできることから僕たちもなじみ深い山域ですね。


大雑把ではありますが、4つの各山域ごとに紹介させていただきました。

山梨はこと山に関しては恵まれているんだな~と、この紹介をしながらつくづく思います。


山梨百名山 四天王

山梨百名山には「四天王」とよばれる、登頂難易度が高い山が4つあります。

簡単にこちらでも紹介させていただきますね。


鋸岳

鋸山は釜無川ゲートから登るルートが他ルートよりも易しいものの、宿泊できる小屋が無く、飲料水の確保や幕営能力が必要になります。

甲斐駒ヶ岳からの縦走は登攀技術や道具が必要になり、経験者の同行が推奨されます。


鶏冠山

鶏冠山も体を投げ出すような岩場が連続する箇所があり、登攀技術や岩稜ある気にも慣れている必要があります。

近年整備が進んできたとはいえ、山頂直下は緊張感のある岩場が続きます。


笊ヶ岳

笊ヶ岳は体力勝負。一般的には1泊必須のロングコースですが、こちらも営業小屋がありません。

また飲料水の確保も上部ではできないため、それを担ぎ上げる体力も必要となります。


笹山

笹山も体力勝負の山です。こちらも営業小屋がありません。

コースは分かりやすい尾根道ですが、標高差1900M弱、山頂に出るまでは樹林帯が続く事もあって、体力的にも精神的にもタフなルートです。


山梨百名山をチャレンジする方にとって、この山梨百名山四天王を登るのに苦労することになります。

エルクでは毎年この4座のツアー登山もありますので、山梨百名山をチャレンジする方はこちらもご利用いただければと思います。

エルクツアーについてはこちらから



山梨百名山を登るにあたって

山梨百名山を登るにあたって、各山をまとめている手帳「山梨百名山手帳」があるのですが、こちらの配布場所になっている山梨観光推進機構に問い合わせたところ、現在残り僅かとなっていて、次回の製作の目途は立っていないとのことでした。


とはいえデータとしてPDF版の配布はしておりますので、手に入らなかった方も下記リンクよりダウンロードしてもらえればと思います。

この山梨百名山ページでは、山のグレーディング表も公開されていますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。


残り僅かという事で、僕ももらってきましたよ~!

登る度に手帳にチェックして、経過も含め楽しんでいこうと思います。


それでは一座目からこちらで山梨百名山チャレンジの様子をアップしていきますで、ぜひチェックのほう宜しくお願いします!🙇🏻

みなさんも山梨の山を楽しみましょ~!