2018年のエルク海外ツアーはスペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ 巡礼の道」ともうひとつ、「秘境カムチャッカ半島の名峰アバチャ山登頂&バチェカズェッツ山麓フラワーハイキング」のツアーです。今回は生きているうちに一度は行ってみたいカムチャッカのツアーをご紹介します!
1990年まで外国人はもとよりロシア人も入域を制限されていたカムチャッカ半島。日本の約1.25 倍の面積におよぶこの巨大なカムチャツカ半島は、手つかずの雄大な自然、そして300を超える火山がひしめき合い、「火山の博物館」という異名をもつ秘境エリアです。
上の写真はクリュチェフスカヤ山。カムチャッカ半島の最高峰で別名「カムチャッカ富士」今回のツアーとは関係ないですが、カムチャッカ半島にはこういった富士山型の火山があちこちに見る事ができます。
ツアーは五日間で、バチェカズェッツ山麓のフラワーハイキングとアバチャ山登頂の二部構成となっています。
まずはバチェカズェッツ山麓でのフラワーハイキング。標高約500mの場所に日本では希少な高山植物が多く見る事ができます。カムチャッカ半島は緯度が高い為、標高が低くても多種多様な高山植物が咲いています。花の絨毯のようなエリアを散策します。
写真はチョウノスケソウとエゾヒメクワガタ。エゾヒメクワガタは日本では北海道のみに分布しています。ほかにもエゾツツジやクルマユリ、トウヤクリンドウなどの高山植物を見る事ができるでしょう。
そしてアバチャ山麓までは専用の改造バスに乗って向かいます。道路がダート道になっているため専用車が必要なんですね。道中の美しいアバチャ山の裾野の風景は、移動中もわたしたちを楽しませてくれます。
こちらがアバチャ山のキャンプハウスです。次の日の山頂アタックへ向けて、ここで一夜を過ごします。
やはり極地の山、夏でも雪が残っています。しかし道はよく踏まれているので、軽アイゼンとストックがあれば登る事ができます。噴煙を上げるアバチャ山までまだまだ歩きます。
アバチャ山の山頂直下です。背後にそびえるのはカリャーク山。カムチャッカの山々はひとつひとつが雄壮でかっこいい!そして火山ならではの赤土や黒土の登山道になっていますね。
フラワーハイキングとアバチャ山登頂の充実とした内容。手つかずの大自然が広がるカムチャッカの素晴らしさを体験できるオススメのツアーです。ぜひ興味のある方はエルクまでお問い合わせください!
旅行期間:2018年7月20日(金)~24日(火)
旅行代金:¥340.000(お一人様)
予約・お問い合わせはエルク
055-222-1991
までお電話ください。
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