アウトドアショップエルクにて
大内征 さんをお招きしたトークイベントを開催しました。
テーマは「低山からはじめる山の旅」。
高くなくても、遠くなくても、山は深くておもしろい。
そんな大内さんの言葉に導かれるように、店内には静かで濃密な時間が流れました。
なぜ、エルクでこのトークを?
エルクはこれまで、
「登山用品を買う場所」であると同時に、
山をどう楽しむか、どう向き合うかを共有する場所でありたいと考えてきました。
低山を歩き、土地の歴史や人の営みに耳を澄ませ、
旅として山を味わう——
大内さんのスタイルは、私たちの考えと自然に重なります。
今回のトークは、まさにその接点から生まれました。
会場に広がった、言葉の風景
当日は満席となり、
スライドを交えながら、大内さんのこれまでの旅や思考が語られました。
・なぜ低山なのか
・山を「達成」ではなく「対話」として歩くということ
・風土、神話、歴史が山歩きをどう豊かにするか
参加者の皆さんが頷きながら耳を傾ける姿がとても印象的で、
「山の話なのに、人生の話を聞いているようだった」
そんな声も聞こえてきました。
地域メディアの取材も
今回の取り組みは、テレビ山梨さんにも取材していただきました。
地域に根ざした活動として注目していただけたことを、とても嬉しく思います。
集まることで、生まれるもの
トーク終了後には、参加者同士で言葉を交わす時間も自然と生まれ、
「次はあの山を歩いてみたい」
「こういう話を聞ける場がもっとあったら」
そんな声があちこちで聞かれました。
エルクが目指しているのは、
イベントを“消費”する場ではなく、
次の一歩が静かに芽吹く場所であること。
今回の時間は、その手応えを確かに感じさせてくれました。
話を聞いたその先へ。― GATESの山旅へ
今回のトークで語られた
「低山を歩くこと」
「土地の背景に耳を澄ますこと」
「山を“消費”ではなく“旅”として味わうこと」。
その感覚を、実際に体験できる場として、
エルクグループでは GATES(ゲイツ) による山旅・ツアー企画を行っています。
ガイドとともに歩き、
風土や歴史、山の空気を感じながら進む時間は、
今日の話を“記憶”から“経験”へと変えてくれます。
「話を聞いて終わりにしたくない」
「自分の足で、確かめてみたい」
そう感じた方は、ぜひこちらをご覧ください。
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※ツアーは少人数制のため、定員に達し次第受付終了となります。
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