こんにちは！こんばんは！

エルクの松崎です。

今シーズンは雪が降って山が白くなってもまたすぐに融けてしまったりと中々本格的な雪山シーズン！という状態にならない日々が続いております。

そろそろまとまった降雪を期待したいですね。

年末に綾井店長の山梨百名山企画のお供で八ヶ岳の赤岳に行ってきました。

まだまだ雪は少なく、本格的な雪山という感じではなかったですが、気になっている方も多いブルーアイスの軽量アイゼン「ハーファング」のテストをしてきましたので紹介させていただきます！

重くなりがちな雪山登山の足元、軽量化したい方は必見ですよ～

BLUE ICE/ハーファング

スキーブーツから前コバのない登山靴まで様々なシューズに対応している10本爪アイゼンで、しなやかなテープでフロントとリアを繋ぐことで大幅な軽量化と収納性を実現しております。

・圧倒的に軽くてコンパクト

このアイゼンの最大の特徴はなんといって軽さとコンパクトさ。

体感としては、アイゼンよりもチェーンスパイクに近い感覚です。

畳み方も簡単で、ブロックを全て重ねて最後にトゥベイルの下に潜り込ませるだけ。

畳んだ後は爪を向かい合わせにして収納ケースに入れてしまえばガス缶程のサイズになってしまいます。

ハーファングの収納ケース込みの実測は478g。

一般的なアイゼンが900g～1000gの物も珍しくない中で、雪山でしっかり使えるアイゼンとしては最軽量クラスではないでしょうか。

もっと耐久性が欲しい方はオールクロモリ爪のハーファングエンデューロがおすすめです。

これでも収納ケース込みで実測608gと驚異的な軽さです。

・交換可能なトゥバスケットで様々なシューズに対応

ブロックが3つに分かれているため、つま先の反り具合(トースプリング)によってアイゼンが浮いてしまうようなことはありません。

上の画像のようなトースプリングが比較的深いシューズに対しての相性も良いです。

軽さを活かして夏の白馬や剣岳の雪渓歩きにも良さそうですね。

ワンタッチアイゼンとして使用する際のトゥベイルはスキーブーツに最適化されているため幅広の形状になっており、山スキー用のブーツにはばっちりフィットしました！

スキーブーツであればトゥベイルが左右にずれてしまうことも無さそうです。

一方で雪山用登山靴に取り付けた場合は左右に隙間ができてしまいます。

赤岳でのテストの際にあえて緩めにセッティングをして歩いてみましたが、外れることはなかったもののつま先が左右に動いてしまいました。

しっかりとセッティングを追い込めば問題はないですが、登山靴の場合はセミワンタッチアイゼンとして使うのが無難です。

セミワンタッチ用のトゥーバスケットはつま先をしっかりホールドしてくれるので、登山靴であればまずはこのセッティングの方が安心ですね。

雪山、残雪期、山スキー、これ一つあればこれから色んな状況で活躍してくれるだろうな…と妄想が止まらない、そんな可能性を秘めたアイゼンです。

・セッティングや靴との相性はお気軽にご相談ください

ハーファングシリーズは軽さとコンパクトさによる圧倒的なメリットがある反面、靴との相性やセッティングが一般的なアイゼンよりもシビアになります。

もし気になる方は店頭に靴をお持ちいただければご案内させていただきますので、ぜひお気軽にお越しください。

ご来店お待ちしております！

★紹介した商品

・BLUE ICE/ハーファング

price:¥25,300(税込)

・BLUE ICE/ハーファング エンデューロ

price:¥23,100(税込)