今年の秋冬もたくさんの気になるウェア&ギアを発表したカナダの本格山岳ブランド「アークテリクス」。
今回スタッフ綾井が気になってしょうがなかった新作パンツをご紹介します!
シグマFLパンツ
僕は普通のトレッキング・登山だけでなく、藪漕ぎやバリエーションルートを含む岩稜帯の登山と幅広く使えて耐久性のあるパンツを探していました。
脱ぎ着の多い上半身に比べ、パンツとは一日をずっと共にする相棒。探し求めていたバディ(相棒)はこいつかもしれません。
アークテリクスのクライミングライン「ASCENT」シリーズのパンツです。クライミングでも使用できる耐久性やダイナミックなムーブも邪魔にならないストレッチ性が売りです。
とはいえ使用範囲はクライミングだけでなく、トレッキング・登山用のパンツとしてももちろん使う事ができますよ。まさに上述した幅広い用途に応える事ができます。
シンプルなカタチ&カラーのアークテリクスらしいすっきりとしたデザイン。トリムフィットと裾が細めのデザインで生地の広がりを抑えています。
立体裁断で脚の上げ下げも違和感なくストレスフリー。
足上げもスムーズなのは通気性のある4 方向ストレッチ素材も一役買ってます。このストレッチ素材も他のトレッキングパンツと比べれば強度はあります。
さらにより強い素材でヒップと膝を強化し、ダメージを受けやすいところもしっかりガード。
サイズ調節が容易なウエストバックル付き。
ハーネスに干渉しないハンドポケット。太ももにもポケットがついています。
アイスクライミングも想定して作られている秋冬の新作パンツですが、厚みはというと3シーズンのパンツとそんなにかわりません。裏起毛なし、少しハリがあって厚めかな?といったくらい。
というのも通気性&軽量性を確保を重要視しているからですね。スピーディな動きも妨げません。重量は370gです。
行く山にもよりますが、冬を想定すれば僕の場合は「タイツ+ソフトシェルパンツ+ハードシェルパンツ」と3レイヤーなので、ソフトシェルパンツは真冬用の厚いものではなくても全然オッケー。
トレッキングやクライミングなど様々なアウトドアスポーツを楽しむ時のパンツ選びってとても大変ですよね。最高のバディは人それぞれ、耐久性と軽量性を重視する方にはぴったりなのではないでしょうか。
僕には「俺たちはバディなんだよ!おまえは1人じゃないんだよ!」と、海猿さながらの言葉をかけられた気がしたこの『シグマFLパンツ』。これからの山行で使ってみたいパンツですね。
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