山百チャレンジ担当の綾井です。
ゴールデンウィークは天気が悪くなるという予報だったのに、快晴が続きましたね!
GW明けに山に行こうと思いましたが、明日から雨続きという事で、山に行った皆さんに少し嫉妬しております(笑)
さて今回行った山梨百名山の山は「鳥ノ胸山」。
道志村に位置する標高1,208mの山で、道志山系の中では特段高い山ではありませんが、道の駅どうし」から見ると、独立峰のように見える山容となっています。
鳥ノ胸山、変わった名前の山ですが、これで"とんのむねやま"と読みます。
江戸時代の甲斐国志によれば「殿ムレ山」と記してあり、そこからこの名前となったようです。
鳥ノ胸山から道志川を挟んで北側にある山梨百名山の一つ、「菜畑山(なばたけうら)」も初見では読めない山ですよね😅
ちなみに山梨百名山手帳の表記は"とりのむねやま"となっていて、だんだんと読み方も読みやすい方にシフトしているのかもしれませんね。
鳥ノ胸山は「道の駅どうし」に車を停めてから歩きだします。
山頂から道志の杜キャンプ場へ下りて周回するルートも取ることができますが、今回は最短のピストンルートで行ってきました。
コースタイムで往復2時間20分のサクッと低山登山ですが、鳥ノ胸山は"ある意味"タフな山となりました…登山レポート本編をご覧ください!👇
【登山レポ】予想外の天気と急登!汗だくの低山登山
【START】道の駅どうし(08:37)-鳥ノ胸山登山口(08:51)-鳥ノ胸山(09:49)-鳥ノ胸山登山口(10:41)-1道の駅どうし(10:53)【GOAL】
出発地点である道の駅どうしに着いたのは朝の8時半頃。
甲府の自宅から1時間半で到着しましたが、都留からの山道が長く遠かったです…😮💨
他県から山梨百名山の完登を目指している方からすると、贅沢な話ですよね(笑)
この日はもっと時間のかかる山へ行く予定でしたが、天気がいまいちという事で午前中で行ってこれる山をということで鳥ノ胸山を選択しました。
それがこの天気ですよ、いいに越したことは無いけど😑
これなら早く来て道志山系の山をもう一座登ればよかったと後悔。
道の駅は平日というのに人の往来が多かったです。
バイクツーリングの方が多かったのですが、他にも
道志川で釣りを楽しむ方も多かったですね~🎣
ちなみに写真の端の名前は「かっぱ橋」。上高地にも同じ名前の橋はありますが、こちらは鉄製となっています。
鳥ノ胸山の登山口までは道路を歩いてアプローチします。
途中工事現場脇を通ったりしますが、道標はあるので迷う事は無いでしょう。
アプローチ途中の林道から、今倉山(多分)や菜畑山(多分😅)の山々を見ることができます。
この二つは縦走したいと考えています。
林道歩きが続きます、、こういう時こそ僕はストックを有効活用して黙々と進むことを心掛けています。
しばらく進んでここが登山口ということなんですが、とてもきれいに舗装されたアスファルトの登りが始まりますよ~
ここも黙々と、黙々と🥾
アスファルトの切れ目から、ようやく山道が始まります。
林道にこの先の暗い植林地の組み合わせは、達沢山を彷彿させますね。
とはいえ山道は嬉しいもので、段々気分が上がってきました!
植林だらけかと思いましたが、斜面によっては新緑の明るい自然林もありました。
天気が良く標高も低いので、今季初の半袖解禁。
低山こそ水分もしっかり持っていかないといけませんね~
序盤から登りが続く、というかほぼ登り一辺倒の山道が続きます。
心拍爆上げで登っていきます!
ここが鳥ノ胸山の胸突き八丁と言ったところでしょうか。
上から下を見たらよく分かりやすいですね。
九十九折に道は付けられていますが、なかなかな斜度です。
斜度が緩み広い場所に出てくれば、ここからは右に曲がって
鳥ノ胸山で唯一気持ちのいい尾根を歩きます。短いですけどね(笑)
見上げれば空は深く青く、天気が崩れることが全くなさそうです。
こんな絶好の登山日和は他の山に行くべきだったか😑
今さらな事をぼんやり考えながら、本日の目的地は間もなくです。
鳥ノ胸山(1,208m)に到着です。
ここまで道の駅から約1時間10分の行程でした。
山頂からは道志村越しに富士山
そして道志山塊最高峰の「御正体山」の姿が一際立派に見えます。
思いのほか晴れてしまったという後悔もありましたが、晴れてくれないとこの展望もなく、ただのトレーニング山行となっていたかもしれません。
鳥ノ胸山山頂には、山梨百名山の山頂標識が二つありました。
近年この山頂標識の取り替えをボランティアや地元有志の方によってされています。
古い方は持ち帰らなかったのでしょう、新旧ふたつの山梨百名山山頂標識があるのは珍しいですね。
山頂からの景色と山頂標識一つでさっきまでの憂鬱な気持ちが晴れるんだから、山梨百名山の低山も侮れないし、登るのをやめられないんですよね。
残念山梨百名山と言われている山はまだ残っていますが、そんな山でも改めて魅力を発見できるのではないかと思わされた鳥ノ胸山でした。
さて下山は同じ道をサクッと下りて帰りました。
道の駅に近いその道中にあった看板に惹かれて入ったお店が、次に紹介する立ち寄りスポットです。
良ければ最後までご覧くださいね~
鳥ノ胸山 立ち寄りスポット
きく家
大きく「わらじかつ丼」と書かれた標識が道の駅から出発してほどなくのところにあり、正直登山中はかつ丼の事しか考えられませんでした(笑)
一見普通の民家のような建物ですが、勇気を持って入りましょう!
メニューはシンプルに3種類のみ。
やはり名物はカツ丼らしく、僕は2枚をチョイスしました。
ちなみワンオペでやっているご主人は席にオーダーを聞きに来ませんので
オーダーの際は「二枚お願いします」と調理中でも伝えましょう。
ソースがしみ込んだ揚げたてアツアツのかつ丼です!
一枚のボリュームが大きいので、お腹が空いていても大食いの方でない限り2枚までにしておきましょう。
登山後のかつ丼はまじで美味かったっす…🥹
登山後のかつ丼は木曽駒ケ岳に登った後の定番ですが、鳥ノ胸山を登った後はわらじかつ丼で決まりです!
鳥ノ胸山まとめ
【今回の山行記録】
山行時間:02:17 距離:5.0 km
登り:517 m 下り:517 m
【標準コースタイム(目安) 2時間20分】
道の駅どうしー0:30-鳥ノ胸山登山口-0:50ー鳥ノ胸山ー0:30ー鳥ノ胸山登山口-0:30ー道の駅どうし
【アクセス(道の駅どうし)】
中央自動車道 都留ICから山梨県道24号線に入り約30分/20km。
中央自動車道 相模湖ICから国道413号線に入り約50分(藤野経由)。
東名高速道路 御殿場ICから国道413号線に入り50分(山中湖経由)。
【アドバイス】
登山口である道の駅どうしでは、営業時間外でも無料の取水場があり水の補給は可能。
短いながら急登の低山のため、夏は暑くて登山には適さないだろう。水分は多めに持っていく方がいい。
危険個所は無いが、急登の下りは注意したい。
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活用方法はジオグラフィカなどで活用していただけます。
続いての山行記録はこちら👇
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