トレッキングポールって必要?
こんにちは!エルクの松崎です。
皆様は山を歩くときにトレッキングポールを使っていますか?
私は10年近く登山をしてきましたがトレッキングポールを使い始めたのは最近。
「もっと早くから使っておけばよかった…」と心から後悔しております…笑
登りでは推進力に、下りでは安定感の向上と脚への負担軽減にかなり効果的で、下山した時の疲労感が全然違うことに驚きました。
これから登山デビューの方はもちろん、これまでトレッキングポールを使ってこなかった方にもぜひ使っていただきたいトレッキングポール。
山行スタイルに合わせた選び方、サイズの調整方法などご紹介させていただきますのでぜひ最後までご覧ください✨
【シーン別】トレッキングポールの選び方
・コスト重視、幅広いシーンで使いたい方はこちら
Black Diamond/トレイル
伸縮タイプで長さの調整幅が広いため、様々な環境で使いやすいモデル。
グリップも長く、一時的に短く持ちたい状況になっても対応しやすくなっております。
下段と中段それぞれに長さが書かれたメモリがついており、視覚的にサイズ調整が可能です。
(120cmにしたい場合は下段と中段を両方とも120cmにメモリを合わせればOK)
トレッキングポールを持ち、先端が地面に付いた状態で肘が直角に曲がる程度が適正サイズになります。
常に肘の角度を直角に近づけるために登りでは少し短めに、下りでは少し長めにするのも有効です。
トレイルにはこの後紹介するディスタンスシリーズよりも大きいスノーバスケットが付属。
コストパフォーマンスに優れたモデルではありますが、雪山登山やスノーシュートレッキングにとオールラウンドに使用できます。
岩場などが出てこない比較的穏やかな登山道歩きが多い場合は、常にトレッキングポールを持ったまま行動することが多くなります。
そういった場合は収納することはなく、そこまで収納サイズを気にする必要性がないためこのような伸縮タイプを選ぶのもアリです。
商品名:Black Diamond/トレイル
価格:¥17,160(税込)
重量:486g
サイズ:100~140cm(収納時64cm)
とにかく軽量コンパクト性を重視したい方はこちら
Black Diamond/ディスタンス Z
トレイルランナーやハイカーにおすすめのシンプルで軽量なモデル。
エルクでは100cm、110cm、120cmを展開しておりますので身長に合わせてお選びいただけます。
おおよその目安は身長が155cm未満の方は100cm、155cm~170cmの方は110cm、171cm以上の方は120cmがおすすめのサイズですが、腕の長さなどによって適正サイズも異なるので、固定長のディスタンスZに関しては店頭でお試しいただくことをおすすめしております!
収納サイズは「トレイル」の半分程なのでザックの中に収めることも可能です。
軽量コンパクト性が魅力のアイテムではありますが、2本目のトレッキングポールを検討中で「そういえば登山中に長さを調整することはほとんどないな…」という方にもおすすめです。
商品名:Black Diamond/ディスタンス Z
価格:¥20,020(税込)
重量:100cm=316g,110cm=330g,120cm=344g
サイズ:100cm(33),110cm(37),120cm(44)
()内は収納時のサイズ
一年を通して山に行き、岩場がある山にも挑戦する方はこちら
Black Diamond/ディスタンス FLZ
ディスタンスZに長さ調整機能が付いたモデル。
ディスタンスZと同じくコンパクトに収納できるのはもちろん、状況に応じて15cm程の調整が可能なので、初めての1本としてもおすすめです。
長くして使うこともできるのでよほどの深雪でなければ雪山でも使いやすいのもこのモデルの利点です。
また、南アルプスや北アルプス、八ヶ岳などの岩場が出てくる山はアプローチも長く、岩場ではトレッキングポールをザックの中に収納したほうが安全です。
そのような山にもチャレンジする方には調整も可能でコンパクトになるディスタンスFLZがおすすめです!
商品名:Black Diamond/ディスタンス FLZ
価格:¥22,880(税込)
重量:95cm~110cm=390g,110cm~125cm=420g
サイズ:95cm~110cm(34),110cm~125cm(37)
()内は収納サイズ
ストラップの使い方
ほとんどのトレッキングポールには手首を通すストラップが付いており、これを正しく調整して使うことでより楽に安全にトレッキングポールを使うことができます。
ストラップは下から手を通して、ストラップごとグリップを握るようにして持ちます。
こうすることで軽い力でトレッキングポールを持つことができ、長時間使用していても疲れにくくなります。
一方で…
このようにストラップに上から手を通して持つと、常にしっかりと握っておく必要があり、長時間使用しいると腕が疲れてきてしまいます。
また、転倒して手をついた時にグリップが掌に残ってしまい掌を痛めてしまう恐れもあります。
下からストラップに手を通していると…
握った状態から手を放しても掌からトレッキングポールが離れてくれるので咄嗟の時に手が使いやすくなります。
まとめ
トレッキングポールは正しく使えば鬼に金棒!
平坦な道や登りでは推進力に、下りでは安定感の向上や転倒防止になり、登山がより快適になること間違いなしです。
山行スタイルに合ったトレッキングポールを使いこなして、登山を楽しみましょう!✨
4月にはブラックダイヤモンドやLEKIなど、トレッキングポールに定評のあるブランドの新作も入荷する予定です!
入荷情報は随時インスタグラム等で告知しておりますので、ぜひそちらもチェックして最新情報をお見逃しなく!!
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