いよいよ来週4/8(日)は「山梨山小屋ミーティング2018」が開催されます!
このイベントは各山小屋のブースを出していただいて、そこで直接山小屋のお話や、物販などが行われます。「予約は必要ですか?」「15時からしか行けない」という問い合わせがありますが、予約不要・出入り自由のイベントなので、空いているお好きな時間にお越しくださいませ。
さて参加する山小屋を簡単にご紹介させていただきます!
さっそく甲斐駒ケ岳エリアから!まずは「甲斐駒ケ岳七丈小屋」&「長衛小屋」です。
七丈小屋は北杜市在住の世界的クライマーの花谷さんが指定管理者となって、盛り上がりを見せ注目度が上がっていますね。日本三大急登の黒戸尾根の七合目に位置し、近年はトレランの方も多くみられます。歴史を感じる登山道が続く黒戸尾根、チャレンジする際は七丈小屋へぜひ。冬も営業してくれるありがたい小屋です。
長衛小屋は甲斐駒ケ岳の最短ルートをとれる、北沢峠にある小屋です。甲斐駒ケ岳だけでなく仙丈ケ岳への登山基地としてシーズンにはたくさんのテントが並ぶ姿を見る事ができます。起源は北沢峠周辺の仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳の登山道を整備した人物「竹沢長衛」が建てた山小屋です。
次に鳳凰三山からは「薬師岳小屋」&「南御室小屋」
薬師岳小屋は鳳凰三山の薬師岳頂上から10分ほどに位置する山小屋です。山頂からの朝焼け夕焼け夜景を見るのに抜群の位置です。昨年小屋の建て替えが完了してとてもきれいになったので、今年は人気が出るかもしれませんね。
夜叉神峠から鳳凰三山を往復するのはとても長いルートになります。ちょうど疲れが出てきた頃合いにあるのが南御室小屋です。樹林帯の中の開けた窪地にありのんびりとした時間が流れる空間。翌日の登山にしっかり備えられるでしょう。
北岳エリアからは「北岳山荘」&「北岳肩の小屋」&「広河原山荘」です。
北岳山荘は北岳の南側に位置し、北岳だけでなく間ノ岳や農鳥岳へ登山する登山者にとって欠かせない山小屋です。ここで一泊すると鳳凰三山や仙丈ケ岳、富士山といった圧巻の景色をみることができるでしょう。北岳は高山植物の宝庫です、キタダケソウが群生しているエリアにも北岳山荘は近いです。
北岳の北側標高3000mに位置し、北岳にいちばん近い山小屋が北岳肩の小屋です。北岳山荘と同じようにパノラマの景色は素晴らしいです。森本さん家族で運営している小屋で、毎年小屋主人に会いに来る登山者も多いです。満天の星空やブロッケン現象など、稜線上の山小屋ならではの魅力もいいですね!
北岳の登山口広河原にある広河原山荘。林に囲まれ、前を野呂川が流れる気持ちの良い場所にあります。ご飯はとても好評で、泊まらずともお昼ご飯で寄る方も多いです。登山の方だけでなく釣りの方の利用もあります。
紹介しているうちに早くも登りたくなってまいりました(^_^;)
気を取り直して次は奥秩父エリアから「富士見平小屋」&「金峰山小屋」です!
瑞牆山・小川山・金峰山の分岐点に位置する富士見平小屋。小屋では冷たくて口当たりが優しい本当に美味しい湧き水がいただけます。またオリジナルのクラフトビールは泊まった時には飲んでおくべき逸品です!登山口からは近いですが、静かで美しい森に囲まれた富士見平小屋は泊まると至福の時を過ごせるでしょう。
つづいて金峰山の頂上から北に少し降りたところにある金峰山小屋です。森林限界にある小屋は目の前に八ヶ岳全山を望む抜群の展望地です。夕食はなんとワイン付きのワンプレートディナー!!これが評判で多くのリピーターがいるそうですよ。
さて最後に富士山から唯一の参加「八合目 太子館」です!
太子館は吉田口登山道の八合目(標高約3100m)、5合目から山頂までのちょうど中間に位置します。太子館の名前の由来は聖徳太子からで、聖徳太子が休憩した場所であったことからだそうですよ。この小屋からなら山頂まで行かずとも、遮るものがなくご来光を拝めます。一度は登ってみたい富士山、初めての登山で挑戦するような方はぜひ4/8にエルクで相談されてみてはいかがでしょうか?
以上『山梨山小屋ミーティング2018』に参加する10の山小屋を簡単にご紹介させていただきました。詳しい登山の情報や、花の見ごろなど一番詳しいのはその場所にずっといる小屋番さんたちです。この山小屋ミーティングに来ていただけたら聞きたいお話を直接聞けるチャンス!4/8(日)はぜひエルクにお越しくださいませ!
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