皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか、相も変わらず山梨百名山を登り続ける山百チャレンジ担当の綾井です。🫡
今年のゴールデンウィークは天気が悪い予報でしたが、徐々に天気予報がよくなってきましたね。
僕もそうですが、山に入られる予定の方は、中低山と言えども気を付けて登っていきましょうね!
今回登った山梨百名山の山は「兜山(かぶとやま)」です。
山梨県の笛吹市に位置する兜山は、甲府や笛吹市のまさに裏山、標高913mの山です。
同じ山梨百名山である「大蔵経地山」や「要害山」とも近く、この裏山エリアを繋いでそれぞれの山へ縦走することもできます。
麓から見て兜のカタチをしているということで、この名前を付けられた兜山。
山頂に近づくにつれてコナラやアカマツなどの天然林が残っており、この時期に行けば新緑がきれいではないかという理由でセレクトしました。
兜山登山口駐車場から反時計回りで周回するルートをで登ってきました。
登りで使用する岩場ルートは大岩場と言われる急斜面に設置された鎖場もあり、少々アスレチックな登りを楽しめます。
下りは山腹ルートと呼ばれ、最短で山頂から登山口まで下りることができますよ。
今回のブログでは12座目となる兜山ですが、一昨日に茅ヶ岳(ブログは5月中旬に公開します!)、昨日は石割山と3日連続の登山でした。
それぞれの山の強度は高くないものの、ずっしり疲れた状態でこの日を迎えたが…😮💨
そんな兜山の登山レポートをご覧ください!
【登山レポ】新緑あり岩場ありの周回ルートを行く
兜山駐車場(09:05)-岩場分岐(09:53)-兜山(10:24)-展望台(10:45)-兜山(10:50)-兜山山腹コース入口(11:21)-兜山駐車場(11:27)
甲府の自宅から兜山登山口まで30分足らずという距離でありながら、既に時刻は9時を回ってしまいました、、😅
まだこの時期は昼に大崩れしないとはいえ、夏山までに早起きの習慣を付けなければ
兜山は9時出発でも午前中に下りてくることができる里山です。
山梨百名山ではないのですが、「棚山」を経由してほったらかし温泉に下りるワンウェイコースもおすすめですよ。
疲れと出発の遅さもあって、今回は周回ルート一択ですが。
ちなみに登山口にはトイレが設置されていますが、清掃など管理作業していないようで、なかなかワイルドな状態でした。
おトイレはコンビニなどで済ませてきてください!
さて岩場コースは駐車場から少し下りたところに入り口分岐があります。
初めは気持ちのいい林間を進んでいきます。
登山口からすぐの場所でも、岩山らしい巨岩もちらほら。
苔むした岩に明るい新緑と、低山とはいえいい雰囲気です。
低い山とはいえ頂上までの標高差は約350m。急登のパートもありますよ~
新緑は狙い通りでしたね~👍🌳
標高の低い兜山はこの時期から、活き活きとした新緑を楽しませてくれました。
登っていくと、とりわけ大きい岩の壁の脇を通っていくセクションがあります。
ここは岩壁の下をトラバースするルートを取るのですが、踏み跡が付いている岩壁の方へとするする吸い込まれ…
補助ロープが付けられたところも、すいすい上がっていき
気が付けばクライミングスポットに来ちゃいました。
登山道は下に走っているのは確認できたので、ルートには復帰できますが、一般登山者は岩に取り付かないように(笑)🙅♂️
ピンクテープに沿っていきましょう!
間もなく分岐となります。
この分岐は春日井駅から歩いていく人がここで合流する分岐点なんです。
僕は真似出来ませんがヤマレコを見ていると公共交通機関でお越しの方も結構いらっしゃいますね!
分岐を越えれば鎖がかけられた岩場の急登セクションが出てきます。
足元が切れ落ちているわけではなく鎖もあるので、岩場が苦手な方でも大丈夫でしょう。
甲府盆地を見下ろせる絶景スポットがあります👏
鎖場よりもこの絶景スポットのほうが落ちたら大変ですので、こここそ足元は気を付けて。
この鎖場を抜け少しスリリングな岩場が続きますが、そこの写真は撮り忘れました、、
手を使う場面もありますので、低山ながらワイルドな登山道も楽しみましょう~
岩場を越え山頂へ近づけば山梨の低山とは思えない、新緑で明るい尾根道となっています。
緩やかなトレイルとなれば
兜山(913m)山頂に到着です!
ここまで駐車場から1時間45分、短いけど疲れた体にはこれくらいがちょうどいい。
食べかけですいません、、山頂でまったりおにぎりを食べるのも春のハイキングの醍醐味。
山梨百名山はのほほんハイキングあり、がっつりアルプス登山ありと、バリエーション豊かに楽しめるのがいいですよね。
早起きもせずゆっくり出発して、山頂でゆっくりするという、完全にのほほんハイキングモードの一日でした🍙
山頂から5分もかからないところに展望スポットがあるという事なので、そこも行ってみましょう!
「関東の富士見100選」に選ばれた、兜山からの甲府盆地と富士山なんですが、この日は富士山を見ることができず。
山梨百名山を登っていると、山頂からの富士山もだんだん有難みが無くなって来たので、こんな景色でもそこまで悔しくないのが正直なところ(笑)
富士山は見えなかったとはいえ、ベンチもありここで更にスロータイムを満喫しました。
おにぎりはこの場所で食べればよかったなと、少し後悔。
兜山山頂を後にし、山腹コースで登山口に帰ります。
下りやすい登山道をどんどん下りていき、砂利道に出れば登山口まであとわずか。
登山口に戻ってきました。
こちらのコースは岩場もなく、約30分ほどで下りてくることができました。
低山ながら岩場もありワイルドなハイキングを楽しめる兜山。
今回は正直「疲れてるしサクッと行ける山」という選考基準で兜山を選びましたが、登ってみればアスレチックあり気持ちの良い森林もありと、コンパクトながらなかなか楽しめる山でしたね!
兜山と同じくらいの標高で山梨の裏山は数多くあれど、山梨百名山に選ばれているだけある楽しい低山でした
兜山立ち寄りスポット
登山レポートの冒頭でも書きましたが、兜山は縦走すれば棚山を越えてこの場所に下りてくることができます。
ほったらかし温泉
今や県外からの来訪者の方が多い、超人気温泉「ほったらかし温泉」。
車なら兜山の駐車場からフルーツラインを通って20分ほどで着きます。
写真:やまなし観光推進機構ホームページより引用
ほったらかし温泉は何といっても富士山と甲府盆地を眺めながら温泉を楽しめるのが、最大の売りですよね。
日の出の時間からオープンしているので、登山後なら間違いなく入ることができますよ!
兜山から棚山を縦走して温泉へ行く場合は、キャンプ場の敷地を通る事になります。
繋げて行く場合は分岐など地図をしっかりチェックしながら歩きましょう。
兜山まとめ
【今回の山行記録】
山行時間:02:23 距離:3.2 km
登り:382 m 下り:380 m
【標準コースタイム(目安) 2時間35分】
兜山駐車場ー0:40ー岩場分岐ー0:30ー兜山ー0:05ー展望台ー0:05ー兜山ー0:50ー兜山山腹コース入口ー0:10ー兜山駐車場
【アクセス(兜山駐車場)】
・車
中央自動車道・一宮御坂ICから約30分、兜山登山口駐車場(約5台)
・公共交通機関
最寄りはJR中央本線「春日井駅」
そこからタクシーでアクセスするか、春日井駅から歩いて約一時間半で登山口駐車場まで行く事は可能。
【アドバイス】
登山口にトイレはあるが、整備はされておらず麓のコンビニなどでトイレを済ますのが無難。
岩場コースはその名の通り岩場があるので、登りで使用する方がベター。
鎖場や岩場があるが、しっかり整備はされていて緊張する箇所はほとんどない。岩場が苦手な方も是非登りに来てほしい。
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続いての山行記録はこちら👇
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