エルク社長が愛する甲府の裏山　湯村山エリア。
毎週土曜日の朝、”ユムラン”と称してお客様と登山を楽しませていただいております。

※ユムラン...エルクで開催している登山・トレラン交流イベントのこと

今回はこの”ユムラン”にフォーカスし、「なぜ始まったのか」「湯村山エリアの魅力」などなど社長に伺ってみました！

日時：毎週土曜日　6:30～8:30くらい

集合場所：甲府市緑ヶ丘体育館

持ち物：動きやすい服装、シューズ、水分(1Ｌ程度)、タオルと着替え(ラン後温泉に行く場合)

お問い合わせ　055-222-1991(エルク)

始まりは”肥満”からだった

今から１３年前の４月、自分の体重がなんと８６㎏になってしまった。

登山用品を販売する手前、お客様と山に同行することも少なくない仕事柄、お客様と一緒に山に行ったときにガイド役の自分がハアハアゼイゼイしてお客様に後れを取ってしまうというような無様な姿は見せたくなかった。
何とか体重を落として少なくともお客様の先頭に立って山のガイドをしたいと、思った。

毎週土曜の朝６時半から緑が丘スポーツ公園駐車場から湯村山の上の八王子山までの往復を歩くことにした。

最初はこっそり自分一人で八王子山まで行って何とか体重を落とすと決めていたが、時を同じくして昔からのエルクのなじみのお客さんでもあるHさんが『俺も体重を落としたいので土曜の朝錬付き合うよって言ってくれた』それからより多くの人に声を掛けるようになった。

体重も数を重ねるうちに７６㎏にまで減らすことができた。この頃はガイドとしての山行も身も心も軽くなって非常に楽しいものだった。通称ハセツネと呼ばれている長谷川恒夫トレイルランニング大会を完走したのもこのころだった。

登山からトレイルランニングへ

武田の杜トレイルランニングの大会もこの時期から始まった。

私たちが毎週トレーニングをしている湯村山のコースが大会のコースと重なることもあって土曜のユムラン（なぜかユムランと呼ばれるようになった）の参加者が日増しに増えていった。多い時には５０人を超える日もあったほど。

また、当初自分の減量のためにやっていた湯村山登りが何となくトレイルランニングの練習会になっていった。

これはとっても嬉しいことでエルクのお客様の増加にもつながって内心ほくそえんでいたのも正直なところでした。

湯村山エリアの魅力

湯村山は通常のトレッキングの場所としても多くの魅力を有している山で、春の春蘭、金襴、銀欄、イワカガミ、エビネ、イカリソウ、などなど多くの山野草が自生している。
日本一の富士山、二番目の北岳、三番の間ノ岳、なんと隣の片山（甲府名山）からは北アルプスの穂高も見ることができる。

八ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒、金峰山、日本有数の山々が一望に楽しむことができるのもこの八王子山の魅力だ。土日などは一日数十人ものハイカーが湯村山を訪れることも珍しくない。
山梨県庁のいわゆる県都から車で１０分程度でこれる山は、他府県では多くは見当たらないと思う。

こんなにもすべてがそろっている山は他にはないと思う。土曜の朝6時30分出発、早い人で30分、ゆっくり上ると1時間ほどで頂上に到着。
下山はもちろんらくちん。ピストンで約2時間。春夏秋冬それぞれの季節で素敵な魅力があり、甲府盆地を一望に臨むことができる湯村山。

土曜の朝は目覚時計なくても目が覚めてしまう。これこそ魅力のたまもの。

多くの遊歩道があり、たとえ道に迷ってどこに進んだとしても必ず幹線道路に出ることができるのも安心して歩ける魅力だ。
緑ヶ丘の運動公園から登り約3.5キロ、標高差360メートル、プロトレイルランナーの山本健一はこの登りをわずか17分で登ったという。驚異の健脚だ。
私事ながら自身の最高タイムは37分だった。

ユムランの参加ルール

合言葉ではないけれど、参加する人に常々言っている言葉に『約束をしない、待たない』

これは最初の時から言っている言葉で、特に点呼もしなければ挨拶もしない。6時半になったら私が、さぁ行きましょうの声掛けで出発。それだけ。

だから6時35分に行っても誰もいない。なので特にルールもなければ何もない。服装も何でもあり、靴だけはそれなりの靴のほうが安心かなっていうくらい。
年に何回か登山道のごみ拾いをしている。こんな時は普段よりも人が集まる。
みんなの山への想いや地元の山を大切にする気持ちがうかがえて、続けていて良かったと思う。

老若男女問わず、それぞれの参加者が同じようなペースの人と一緒に登っている。

羨ましくなるくらい楽しそうに登っている。

（原文：柳澤　編集：吉田）

交流会に参加しませんか？

エルクでは今回ご紹介させていただいた”ユムラン”をはじめ、清掃登山やテクニカル講習など様々な分野の交流イベントを開催予定です。

最近運動不足だな...といった方から、自分の技術を上げたい・1人だと不安・登山やキャンプ友達を作りたい！などなど様々な需要に合わせてイベントを計画しています！

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