先日イギリスで開かれていた国連の気候変動対策の会議「COP26」の閉幕のニュースがありましたね。
まだまだ不完全ではあるものの、各国が地球のそう遠くない未来への危機意識がようやく高まってきているというのが、京都議定書、パリ協定の流れからよく分かる出来事だったのではないでしょうか。
自然と直結するアウトドア業界においては、より温暖化や気候変動に対する意識が高く、特に海外の先進的なアウトドアブランドでは、製造や販売時における環境負荷を和らげる何かしらの取り組みもしていないブランドはほとんど無いといっても過言ではないでしょう。
代表的なブランドとして日本でもエルクでもお馴染みの「パタゴニア」が挙げられますが、北欧スウェーデンのアウトドアブランドで、同じように機能性と持続可能なビジネスを実現しているのが「HOUDINI(フーディニ)」です。
フーディニは[CORE COMFORT=最高の着心地]をコンセプトとし、1993年に設立されたスウェーデンのアウトドアブランドです。
フリース素材開発のパイオニアでもあるHOUDINIは、1993年の創業以来、常に革新的な技術と素材を追求し、着心地や機能性、耐久性といったアウトドアで最高のパフォーマンスを発揮するためのウェアを作ってきました。
それだけでなく環境負荷を与えない革新的なテクノロジーも、同時に生み出していくブランドでもあります。
そんなフーディ二のポップアップイベントを、今週末の20日~28日の期間中に開催いたします!
今回はそんなポップアップストアでもご覧いただける商品について、ピックアップしてこちらで紹介させていただきます。
また最後に重要なお知らせもありますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
モノエアジャケット
マイクロファイバーの抜け落ちによる海洋汚染を防ぐため米国ポーラテック社が開発した、新しいファブリック構造の繊維を採用した革新的なミッドレイヤーがこの「モノエア」シリーズになります。
新素材というのが「Polartec® Power Air Light」というサラッとした肌触りのこの生地は、内側に多数のカプセルが設けられており、そのなかに暖かい空気を閉じ込めつつ、マイクロファイバーが外へ抜け落ちていかないようにしているのが特徴があります。
顕微鏡の世界の話なんでなんのこっちゃいと思われるでしょうから、分かりやすい図をポーラテック社のホームページから引用させていただきます。
エアポケットの中に切れ目のない繊維を閉じ込め、その繊維が熱を溜めこむことによって、見た目は毛足の長いフリ-スとは違えど同じような保温性を得られるようになっています。
この素材のマイクロファイバーの抜け落ちは、従来のフリース製品と比較して最大80%削減となり、まさに地球に優しい素材といっても差し支えないでしょう。
そんな新素材を採用したモノエアシリーズは、メンズ・ウィメンズともにフーディ、ジャケット、クルーと3つのスタイルがあります。
その中でも今冬新たに登場したのがモノエアジャケットです。
フードなしのタイプでシェルジャケットの下にレイヤリングがしやすく、高め襟は冷気の侵入を防いでくれるため単体でアウターとしても、登山やキャンプ、日常生活など一年を通して様々なシーンで活躍します。
他のフーディニアイテムにも共通して言えることですが、長年使用しても飽きないシンプルなデザインでいて、カラーやシルエットが素晴らしく良いんです!
街中で着る人が多いのもうなずけるブランドですね。
モノエアシリーズは汗をかいていても、腕通しなどで引っかかることなくサラッとした着心地も特徴です。
登山のミッドレイヤーとしてはもちろん、アフターランニング後の保温着としても最高だと思います。
ポップアップ期間中はフーディとクルータイプもご覧いただけますので、ぜひご覧にいただきたいと思います!
パワーフーディ
“魔法のような着心地の良さ”とよばれるパワーフーディは、フーディニのアイコニックアイテムとして、長年人気を博するフリースウェアです。
この人気は登山などアウトドアアクティビティをする時だけにとどまらず、キャンプや旅行に、日常着として犬の散歩するときにも、温かくて着心地が良くて一度着たら脱ぐ理由が見つからないと言われるほど。
この着心地の大きな要因といえるのがPolartec Power Stretch Pro素材でしょう。
あくまでも軽く暖か。柔らかな肌触りで、まるでお気に入りの毛布に包まれているかのような着心地を楽しめます。
フリースとはいえこれ一枚で薄手のダウン並みに暖かいので、日本の冬はこれ一つあれば事足りる場面が多いです。
カラーリングも毎年豊富にリリースされていて、どれも北欧らしいカラーがとてもお洒落。
シルエットもきれいなので、いくつも持って着まわしたくなりますね。
登山などで使う場合は、行動中は暖かすぎるというところも。
冬山登山のミッドレイヤーとして使う場合は、もう少し生地厚の薄い「アウトライト フーディ」がおすすめです。
ロッジパンツ
パワーフーディが人をダメにするフリースならば、人をダメにするくらい着心地がいいパンツは「ロッジパンツ」でしょう。
毎年完売しているフーディニの人気アイテムで、一枚あるだけで冬のテント内でも暖かく、快適に過ごすことができます。
こちらの素材は保温力と速乾性を備えたPolartec® Power Dry。
着用すればわかる最高の着心地と温かさは、パワーフーディにも負けずとも劣らずです。
一見リラックスシーン向けに見えますが、腰から裾にかけてテーパードした、街着にも使える細身のシルエット。
レイヤードしてももたつかないので、スノーウェアのインナーとしても重宝します。
アウトライトパンツ
ロッジパンツのカッティング、シルエットはそのままで、素材をPolartec Power Stretch Pro Lightにアップデートしたのがこの「アウトライトパンツ」。
こちらは日本からHOUDINIへリクエストした新商品で、今季から日本先行発売となるパンツです。
ロッジパンツに比べ少し軽量な素材となり、摩耗に強く耐久性が向上しております。
保温性もロッジパンツ同様に十分な温かさがあるので、使い方は似たような感じになるかもしれません。
しかし軽さと耐久性が増したことで、よりスキーウェアのインナーとしてや、冬のランニングなどのシーンでガシガシ使っていただけるのではないでしょうか。
ロッジパンツをお持ちの方も多いとは思いますが、ぜひこのアウトライトパンツもお試しください。
アウトライトパンツは今年はメンズのみの展開ですが、女性スタッフはXSサイズを着用しています。
上写真の「Wheathered Brown」カラーは今季限定のカラーになりますので、お見逃しなく!
ペースジャケット&パンツ
今季の新商品の中でも、最も注目しているジャケットが、ポップアップイベント当日には到着という事でぎりぎり間に合いました!
ペース ジャケットは滑らかな着心地と保温性をもつソフトシェルジャケットです。
注目したポイントとしてはテイジンのOcta(オクタ)を断熱材として裏地に使用しているところ。
オクタを使用したインサレーションジャケットを冬のミッドレイヤーとして個人的にも愛用していて、保温力があるのに抜群の抜けの良さと乾きの速さ、そして軽さが魅力の素材です。
オーバーヒートせず動き続けることができるソフトシェルジャケットとして、スキーツーリングや冬のトレッキングなどのアクティビティに活躍しそう!
フィット感もスリムフィットとなっていて運動性もとても良さそうです。
こちらは現物がまだ届いておりませんので、着用感については届いてからSNSで発信させていただく予定です。
同パンツとなるペース パンツもとても気になるアイテムの一つ。
こちらもオクタを使用したソフトシェルパンツになりますが、裾サイドのジッパー付きスリットを広げることでスキーブーツにも対応します。
晴れた日のスキーなどではハードシェルでは蒸れ感を感じていたので、動き続ける場面ではとても有効なんじゃないかと期待しています。
気温が低いけど晴の多い山梨のフィールドでの登山・トレッキングで、ペースジャケット&パンツがぴったりの場面も多そうです。
早く現物が見てみたいですね~、ポップアップの際にはぜひチェックしてみてください!
今回のフーディニポップアップストアに合わせて、更にイベントを用意いたしました!
フーディニの契約アスリートであり「HOUDINIフレンズ」の一人、山本健一さんをお招きして
先月に完走を果たした山梨県境300mile “GRAND TOUR"の報告会を開催いたします!
地元である山梨県境の山々を繋いで距離にして475km(33719D+)、走り切った8日11時間22分のチャレンジ。
このチャレンジをまずは「地元山梨のエルクで報告したい」というヤマケンさんのご厚意もあり
11/21(日)17時からエルク店舗特設スペースにて報告会を開催いたします。時間は1時間半程度を予定しています。
こちらの入場は無料ですが用意した席数は20席ですので、ご予約を承ります。
ご予約は電話(055-222-1991)、メール(elk@elkinc.co.jp)、または店頭にて受付いたします。
立ち見もOKですので、ご予約いただいてない場合でもお気軽に来ていただいたらと思います。
フーディニのポップアップイベント、そしてヤマケンさんの報告会も合わせて、ぜひこの期間にお立ち寄りいただければと思います。
あとお得な「エルク超PayPay祭」もあるので、買うなら今ですよ!詳しくは👆
それではエルクでお待ちしております!
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